募金箱の隣でサポーターに声をかけるサンフレッチェ広島の山本拓也代表取締役社長
サンフレッチェ広島は広島市と共同で10月5日、明治安田生命J1リーグ第28節、ヴィッセル神戸戦(午後4時キックオフ)が開催されるエディオンスタジアム広島に新サッカースタジアム建設寄付募集ブースを設置した。
ブースではサンフレッチェ広島の山本拓也代表取締役社長や森崎和幸C.R.M(クラブ・リレーションズンズ・マネージャー)、サンフレッチェ広島の選手たちも活動に参加した。
また広島市都市整備局 公園整備課 スタジアム建設担当の北山孝文課長と職員5名も寄付を呼びかけた。
新サッカースタジアム建設に向けた寄付の受付は10月1日から始まった。
広島市ではリーフレット1万5000部を用意して告知活動を開始。ホームスタジアムとして使用するサンフレッチェ広島も全面的に協力した。
広島市では、ふるさと納税制度を活動した個人への呼びかけを募金活動にも力を入れ、1万円以上でシリアル番号入り記念カード贈呈とスタジアム内覧会招待、5万円以上でさらに新スタジアム内に名前が記されるネームプレート掲出の特典を用意した。
広島市外在住者には、ふるさと納税制度を適用してサンフレッチェ広島の応援グッズか、市特産品を贈る。
※詳細は広島市ホームページで
www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1561365856898/index.html
問い合わせ先
広島市スタジアム建設担当 電話082・504・2237
メールアドレス:park@city.hiroshima.lg.jp
10月4日付の中国新聞は「3日間で2300万円」の見出しで、申し込み開始3日間のうちに個人寄付が計2300万円となったことを報じた。ただ、関係者によれば「すべての寄付の合計額を把握するのは難しい状況」で、実際にはさらに多くの寄付が集まっている可能性もある。
今回、エディオンスタジアム広島にブースを設置しての試合会場での協力呼びかけは初の試みとなったが、サンフレッチェ広島のクラブ史上リーグ戦ではベスト10に入る3万人近い入場者数があり、ブースも大いに賑わった。
サンフレッチェ広島 山本拓也代表取締役社長の話
開始から3日で2千万円を突破したという話を聞き、みなさんがスタジアムを待ち望んでおられるんだという強い思いが、ひしひしと伝わってきているところです。きょうもこうしてみなさんの様子を拝見しておりますと、おひとりおひとりが新しいスタジアムを思い描いておられる、それで笑顔になられておられるんだな、と感じました。この笑顔の花が早く咲くように我々ができることには全面的に協力させていただきます。ぜひともご協力をお願いいたします。
広島市都市整備局 公園整備課 スタジアム建設担当の北山孝文課長の話
たくさんの方にブースに来ていただき、本当にありがたいですし、嬉しいですね。募金箱の方もふるさと納税の方も、ぜひともご協力いただきたいですね。
多くのサポーターで賑わうエディオンスタジアム広島前の広場
募金のあと森崎和幸C.R.Mと記念撮影
募金箱の前で順番を待つサポーター
ブースにはクレジットカード決済などインターネット以外の手法による、手書きの寄付申請書用意された。
申請書を記入して郵送、ファックスなどで広島市に送れば、納付書が送られてくる