田中聡(たなか・さとし)
専門学校・美術予備校で講師をするかたわら、広島を中心にイラストレーターとしても活動中。カープやサンフレッチェのイラストを中心に、日々のあれこれをブログに掲載しています。
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大エース、港ヨコハマ コイの道、ひろスポ!スケッチ・田中聡作品展(3)
マエケンがうるさいDeNA打線を8回無失点に封じて、開幕“3戦目”にしてシーズン初勝利をあげました。チームは1987年以来の開幕3カード連続勝ち越しで、巨人と並び首位に立ちました。
3日前、木曜日のヤクルト戦は初回11球を投げたところで雨に降られ試合中止。この日も「球場に来てアップしようとしたら雨が…」というマエケンでしたが、プレーボールの声がかかるといきなり151キロの快速球を披露するなど気合い十分。許したヒットは5本、奪った三振8つ。改めてその存在感を示し「優勝しましょう!」とお立ち台からファンに呼びかけたころには、マツダスタジアム上空はもう青空でした。
「投手三冠」と「優勝」。ふたつの目標を掲げるマエケンは「積み重ねていく」ことの難しさ、厳しさを熟知しています。だからこそ最初の「1勝」が大事になってきます。
奇しくも一昨年の4月6日、横浜スタジアムでのDeNA戦では見事、ノーヒットノーランを達成!ついでに言うと、この年はDeNAから6勝をマークして中畑監督に“白旗”をあげさせました。
勝ち星を重ねるには「カモ」の存在が欠かせません。
今年も横浜銀行さんでどんどん貯金を殖やすことができれば、実りの秋を迎えるころには、マエケンの右腕がさらにうなりをあげることになるでしょう。