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2020年05月11日
編集部

プロ野球Jリーグ連絡会議「確定」見送り、すでに33試合払い戻しのマツダスタジアム、5月5試合延期のエディオンスタジアムの今後なお不透明

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マツダスタジアム
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画像はマツダスタジアム

 

 

プロ野球のNPBとJリーグが連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」が5月11日、Web会議システムで行われた。3月2日の第1回会議から、これで早くも7度目。

政府の緊急事態宣言が5月31日まで延長されたため、大方の予想通り、プロ野球の開幕、Jリーグの公式戦再開についての日付け確定は見送りとなった。

台湾のプロ野球を皮切りに、韓国のプロ野球やサッカーのKリーグ、ドイツサッカーのブンデスリーグなど世界に目を転じると再開の動きは活発化しているが、日本のプロスポーツは東京五輪をコロナより優先した国の対策の遅れによる影響をモロに受けるかっこうになった。

プロ野球ではすでに5月下旬から6月上旬にかけて行われる予定だった交流戦の中止を決めている。交流戦は6月18日が最終日(予備日)だったため翌19日からプロ野球を無観客で開幕させる案もあったが、それも難しくなった。

現在、どのチームも自主トレ、及びそれに近い形での練習になっており、連携プレーや投手陣の実戦的な練習ができていない。そのため、チーム練習再開をほぼ同時に行えること、それから数週間の準備期間を確保すること、が開幕への最低条件となる。

広島の場合で見ると、今季は主催試合のすべてをマツダスタジアムで開催する予定となっているが、4月までの合計15試合と5月の12試合、さらに6月の交流戦6試合がすでに払い戻しの対象になっている。

今後はいつプロ野球が開幕するかが、公式戦を今季何試合開催できるか?にリンクしてくる。だが、現状ではたとえ開幕しても無観客。しかも、12球団をセ・パに分けての集中開催方式も検討されており、マツダスタジアムでカープナインが公式戦に臨むのはいつの日か?さらにスタンドに観客が戻ってくるのは当分先となりそう。

マツダスタジアムでは7月に入ると阪神3連戦、巨人3連戦の人気カードも予定されており、これらも払い戻しになる可能性がある。

わざわざ2月末に抽選券を受け取りにマツダスタジアムに足を運び、幸運を射止め、コロナ感染の危険を冒してまで窓口で待望のチケットを確保したファンにとっては泣くに泣けない状況だ。

Jリーグはどうか?

こちらも4月3日の第5回対策連絡会議のあと再開日程を「白紙」としたまま今日に至った。プロ野球に比べて試合数の少ないJリーグは、”過密日程”を多用すれば公式戦試合数の確保は可能な状況。ただし、無理が重なれば、今度はクラブの財産である選手のケガが多発する恐れが指摘されている。

サンフレッチェ広島の場合で見てみると、2月23日のホーム開幕戦で鹿島アントラーズに快勝したあと、2月はホーム公式戦1試合、3月は同3試合、4月は同2試合が開催延期に。さらに集客の期待できた5月は5試合も組まれていたが全部、開催延期になった。

ここまでで16節。リーグ戦全34節のうちすでに半分近くが開催できていない。

Jリーグの各クラブも練習を自粛しているため、公式戦のピッチに立つためにはフィジカル、メンタル両面での相当量の準備が必要になる。

このためJリーグも6月中の再開の可能性はほぼ消えて、残るは7月ないしは8月の2段構えとなりそうだ。

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