画像の高橋樹はこの日で3試合連続失点…
7月21日 ●4-9阪神 甲子園
通算9勝14敗2分け(首位巨人に最大7・5差の5位変わらず)
18時開始・3時間11分、4,762人
相手先発 秋山〇6回3分の1、7安打4失点
本塁打 堂林5号①、鈴木誠8号②
一番センター西川
二番セカンド菊池涼
三番サード堂林
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー曾澤
七番レフトピレラ
八番ショート田中広
九番ピッチャー九里●5回103球6安打6失点(自責6)
フランスア
高橋樹
薮田
D・ジョンソン
とうとう広島の勝率が4割を切った。
2010年、野村監督の1年めが勝率・408で5位だった。チーム防御率は4・08。
その前は1993年の山本浩二監督の時代。やはり勝率・408で最下位だった。同4・29。翌年、バトンは三村監督に渡された。
カープファンの間で「再び暗黒時代」「ただ野球をやってるだけ」と厳しい声が上がり始めた。先発した九里はこれで3試合続けて五回で降板。初回にはサンズ、三回には糸原、五回には大山にスタンドまで運ばれた。
テンポよく?一、三、五回に失点。それでいて毎回の8奪三振。
七回にマウンドに上がった高橋樹は北條に今季初安打を兼ねる1号ソロをプレゼントした。
こうしたバランスの悪さは、広島の今季のチーム全体の戦い方にも重なっている。
初回の攻撃では堂林が5号ソロ、七回にはヒットの堂林を置いて鈴木誠が8号2ラン。甲子園に足を運んだカープファンを喜ばせる場面はあっても、試合には勝てない。
そんなことを繰り返しているうちに借金が今季ワーストの5になった。しかも首位巨人まで同じく最大の7・5差。
なお、開幕から15試合連続ロードの阪神は2勝10敗とヘロヘロになって辿りついたマツダスタジアムで9-3、8-3のスコアで連勝して息を吹き返し、この日で待望の貯金1とした。(ひろスポ!・田辺一球)