画像は横浜スタジアム
8月25日 ●4-5x DeNA 横浜スタジアム
通算22勝27敗6分け(首位巨人まで8差に開き、5位ヤクルトに0・5差最下位は変わらず)
18時00分開始・2時間52分、4,977人
相手先発 上茶谷5回4安打2失点
本塁打 ―
一番レフト長野
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番キャッチャー坂倉
六番レフトピレラ
七番サード堂林
八番ショート田中広
九番ピッチャー九里4回60球6安打3失点(自責3)
菊池保
ケムナ
島内H
塹江●(23試合3勝2敗)
広島はせっかくマツダスタジアムで巨人を3タテしたのに、その勢いをサヨナラ負けでふいにした。
4対4の八回、5番手で登板した塹江は一死一、二塁のピンチで神里を遊ゴロ併殺に取り球数8球で終了。九回も続投指令が下ったが先頭の柴田に中前打されるなどして二死一、二塁となり、最後は大和への初球、高めの真っすぐを前進守備の中越えに弾き返された。
九回の攻防で勝者と敗者を分けたのはバント処理だった。DeNAの三嶋は一死一塁で上本のバントを素早く二塁に投げて併殺に取った。塹江は戸柱のバントがほぼ正面に転がってきたのにファーストへ投げて一死二塁とした。
広島の先発九里は同じことの「九里返しでがっ九里」とたぶんメディアに書かれるだろう。先週火曜日のDeNA戦でも二回、早いカウントから不用意に投げて失点したのに今回もまた二回に3点を献上。先頭の佐野に中前打され宮崎にバックスクリーン左へ叩き込まれるまでにわずか5球…
四回にも先頭の佐野に初球を中前打されるとワイルドピッチ。仮にも打率トップを行く左のスラッガーに対して簡単に行き過ぎ。このあと一ゴロのベースカバーでファーストに入る際に落球。慌ててホームに投げてアウトにはしたものの、バタバタ感は否めず60球で交代を告げられた。
広島の1点差負けはこれで8度め。1点差勝負の勝率は2割しかない。
しかもサヨナラ勝ちは一度もないのに、サヨナラ負けの屈辱は5度も味わったことになる。そのうち3度が横浜スタジアム。サヨナラ横浜はコイの街に非ず…(ひろスポ!・田辺一球)