画像は阪神戦登板に備える九里
4月30日 ●3-5 阪神 甲子園
通算13勝15敗2分け
首位阪神まで最大6・5差に、3位ヤクルトまで3差に開き4位変わらず
18時開始・3時間3分、無観客(甲子園はこの日から)
相手先発 秋山〇7回3分の1、6安打2失点
本塁打 クロン3号①
一番セカンド菊池涼
二番センター羽月
三番ライト鈴木誠
四番レフト西川
五番ファースト松山
六番サード安部
七番キャッチャー坂倉
八番ショート小園
九番ピッチャー九里●(6試合3勝3敗)5回109球8安打4失点(自責4)
高橋樹
菊池保
広島は4月最終戦に虎の子、否、池の中の一番でっかい真鯉のような九里を立てて”打倒秋山”を目指したが返り討ちにされた。
勝った秋山は3勝2敗だが、勝ちは全部コイ料理。
前日プロ初登板の玉村は5回101球5安打5失点(自責4)
九里は5回109球8安打4失点(自責4)
だが玉村は2四球、九里は自己ワーストタイ6四球。どっちが長くプロの釜の飯を食ってきたのか…
いや経験豊富な九里だからこそ、どこからでも一発のある阪神相手にいろいろ考えた可能性がある。開幕から全5戦でクオリティスタートに成功していただけに…
自身は離脱中の大瀬良に代わってチームを引っ張っていく身でありながらここ2試合負け投手(ひとつは完投負け)。そして広島打線vs秋山は2年越しの秋山6連勝。すでに今季は7回2点止まりと7回で1点も奪えず。こうなってくると”1点もやれない”と思うだろう。
結果、初回に24球も投げることになり、菊池と打率トップを争う糸原と前日4打点の大山を歩かせサンズに適時打された。低目に集めたカーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシーム等々は際どいところでことごくボールのジャッジ…
二回も同じ傾向が続き、得点圏に走者を背負って当たっていない近本に四球、糸原に適時打される悪循環に陥った。(ひろスポ!・田辺一球)