トップ画像はJR線路沿いから南東側にカメラを向けたもの、後方は広島駅南口に隣接する「広島東郵便局」再開発ビル
11月10日午前5時30分過ぎごろ、広島市南区大須賀町の通称「エキニシ」の一角で火災が発生、多数の消防車が駆け付け消火活動を行ったが火はなかなか消えず、一時は黒い煙が遠方からでも確認できる高さまで広がった。
すでに閉鎖された広電ホテル広島が画像左手、画像奥がJR線路、画像右手がエキニシ、煙が頭上に広がっている
出火元の建物以外にも相当の範囲で燃え広がった可能性がある。現場はJR広島駅の西側で、駅から徒歩数分圏内。マツダスタジアムでカープ観戦したファン、市民らの人気スポットとなっている。ただ、コロナ禍にあっては営業縮小を余儀なくされていたが9月30日の緊急事態宣言解除以降、再び賑わいを取り戻した。
「エキニシ」では2018年1月12日未明にも火災があり、火元からひとりが遺体で見つかった。関係者らでその再建を急ぎ、安全で快適な空間を目指してきたが初期消火対応など再び課題を残す結果となった。
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消防などによると被害はおよそ30棟にも及ぶという。懸念されていたことが繰り返され、しかも年末へ向けて…というこのタイミング。エキニシのエリア全体に大きな影響が出ることは確実な状況となった。
緊急事態宣言解除で賑わいを取り戻したエキニシ、11月8日ひろスポ!取材班撮影、後方に見えるのは広島駅南口に隣接する「広島東郵便局」再開発ビルで、完成後は駅ビルと歩行者デッキで結ばれる
ひろスポ!関連記事カープファンにとっても大切な場所、JR広島駅から至近距離の人気スポット「エキニシ」火災 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2018年1月12日掲載)
広島とカープの今を独自の取材で深堀する…「田辺一球広島魂」
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