トップ画像は道の駅たけはらの展示から、迫田穆成×たまゆら…
迫田野球、たまゆら超える-
道の駅たけはら(広島県竹原市本町1丁目1-1、電話0846・23・5100)で「迫田穆成監督 栄光の軌跡展」が7月30日、始まった。展示期間は未定。
同展示は2021年6月、同施設からも近い竹原高校の硬式野球部を応援する特設コーナーとして開設され、同校が準優勝した1974年夏の記事などとともに迫田穆成監督所蔵の記念品などが展示された。
今夏の広島大会で竹原高校がベスト16入りしたため、急きょ準備が進められ展示内容を一部変更しつつ2度目の「軌跡展」開催にこぎつけた。
展示フロア
迫田穆成主将の手に優勝旗
竹原で初勝利!記念ボール
目標の夏ベスト8以上へ、7月30日も練習試合に臨んだ竹原ナイン
道の駅たけはらの2階フロアに設けられた展示スペースには、さっそく初日から県内外のファンや関係者らが次々に訪れて、迫田采配で夏の甲子園を制した「1973年広島商×静岡 スリーバント広商の決勝」記事や、1957年夏の甲子園で優勝旗を手にする広島商・迫田穆成主将の写真などを興味深そうに見て回った。
担当者の話では関東地方など遠方から「迫田監督」展示を見学に来る人は多く、その数は2010年代半ばまでに次々と作品が発表され「聖地」としての竹原の知名度が各段にアップしたアニメ「たまゆら」の“今”をしのぐほどの勢いだという。
展示が始まったこの日、竹原高校では他校を招いての練習試合が行われていた。夏ベスト16の次はベスト8以上という高い目標になるが、今なお全国が注目する迫田野球の輝きは「たまゆら」では終わりそうもない。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
道の駅たけはら、たまゆら展示
※たまゆら…たまゆら(玉響)は、勾玉(まがたま)同士が触れ合ってたてる微かな音のこと、転じて、ほんのしばらくの間。アニメ「たまゆら」は竹原市が主な舞台で、写真が大好きな女子高生、沢渡 楓(さわたり・ふう)と、彼女を取り巻く人たちの日常を描いた作品。竹原は2018年・2019年・2020年・2021年・2022年と「訪れてみたい日本のアニメ聖地」88か所に選ばれている。
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