侍Jに名を連ねる５人のC侍、倉敷での楽天戦揃い踏み…その３、秋山翔吾の存在感と田村俊介への期待と

2024年03月01日: 編集部

画像は第１打席でヒット性のセンター返しを放つ秋山翔吾

楽天－広島オープン戦（３月１日、倉敷マスカットスタジアム）

沖縄キャンプを２月27日に打ち上げた広島は１日から倉敷に乗り込み３連戦。その初戦は４対２のスコアだった。

広島のスタメンに「五番・レフト」で名を連ねた秋山翔吾は二回、先頭打者で打席に入り１４４キロをセンターライナー。四回の第２打席も先頭打者で１ストライクからの１２４キロをゴロでセンター前に弾き返した。

いずれも４年目で初の開幕投手を務める早川隆久から。塁上でも動きは軽快。二盗を決めて”左対左”をモノともしない動きを披露すると、坂倉将吾の左前打でホームを踏んだ。

昨秋、右膝の手術に踏み切った秋山翔吾は２月のキャンプで主力組には加わらず、前日”本隊”に合流したばかりだが、いきなり結果を出した格好。四回の守備から田村俊介と交代した。

このふたり、年の差15で生涯安打数差は１６３６本（日米通算）と８本と比べるべくもない。ただし、いずれどこかのタイミングでその立場は入れ替わることになることになるはずだ。それは秋山翔吾が２０００本をクリアする頃なのか、それとも１、２年後か、もっと早いのか？「ポスト龍馬」は新井カープ喫緊の課題だが、今のところその一番手として、３月６日・７日の侍ジャパン日本vs欧州代表の「最年少メンバー」にスポットが当たったいる。

ゲーム前、微妙な距離？で会話する秋山翔吾（左）と田村俊介