広島打線、巨人先発・井上の立ち上がりを攻め、終盤は宇草の２年ぶりの一発でダメ押し

2024年04月21日: 編集部

画像は宇草

４月20日　〇６－２巨人（マツダスタジアム）
巨人　０００　０００　２００・２
広島　４００　００１　１０ X ・６

広島通算18 試合８勝９敗１分け（単独４位、３連敗の首位中日まで２差）
14開始・２時間51分、31,515人
相手先発　●井上４回５安打４失点
広島本塁打　－
巨人本塁打　－
広島登録抹消　－

広島スタメン
一番レフト秋山
二番セカンド菊池
三番ライト野間
四番ファースト堂林
五番ショート小園
六番サード上本
七番キャッチャー曾澤
八番センター久保修
九番ピッチャー〇森下６回１/３、105球12安打２失点
H塹江
島内
森浦

マツダスタジアム今季初のチケット完売。カープファンの声援を受け、広島が６対２で快勝した。

…とは言え初回の４点にはラッキーが絡んだ。

菊池と堂林のヒットで二死一、二塁として小園のピッチャー返しが巨人先発・井上のグラブを弾く内野安打となって満塁。続く上本のピッチャーライナーも左腕のグラブには収まらずまず１点。なおも満塁から曾澤は初球１４９キロを豪快に空振り。２球目の１４７キロを捉えて左中間へ走者一掃の二塁打を放った。

４月５日に一軍昇格して、中継ぎ登板を経て先発マウンドに上がった井上は落ち着く前に失点したかっこう。しかい二回からの３イニングはパーフェクトピッチングだった。

広島は七回、代打宇草が巨人４番手のケラーから２年ぶりとなる豪快な一発をライトスタンドに運んでダメを押した。

宇草は2月のキャンプ中は二軍調整。オープン戦期間中には途中で一軍に合流したが十分な結果を残せず開幕も二軍スタート。４月９日、開幕から９試合目で一軍に呼ばれ、直近2度の代打起用で安打を放ち、この日、3度めの正直で存在感をアピール。お立ち台では12安打されながら今季１勝目をマークした森下の隣で、やはり控え目に「一日一日、全力でがんばっていこうと思います」とファンに伝えた。

宇草のホームランは２０２２年6月22日、阪神戦のサヨナラ弾以来、通算６本目。

宇草の今季全成績
４月10日甲子園球場・阪神２回戦…九回代打、ファウルで粘るも岡留の148キロ高目を空振り三振

４月12日東京ドーム・巨人1回戦…八番レフトでスタメン出場、空振り三振・空振り三振、遊ゴロで交代

４月16日マツダスタジアム・DeNA４回戦…七回代打で松本凌から２年ぶりのヒット

４月17日マツダスタジアム・DeNA５回戦…六回代打で上茶谷から左前打

４月19日マツダスタジアム・巨人４回戦…八回代走のみ