画像は大瀬良
中日-広島12回戦(バンテリンドームナゴヤ、7月6日午後2時開始予定)
首位を行く広島、しかしその背後には交流戦の終盤から追撃の手を緩めないDeNAが1ゲーム差に迫ってきた…
ただ、今季ここまで11戦で6度の完封負けを許している中日相手と言えどもきょう6日の対戦は広島が有利…なはず…
きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事より、中日-広島12回戦のみどころを紹介する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
7月6日(バンテリンドームナゴヤ)14時開始予定の中日-広島12回戦のみどころ
予告先発は広島が大瀬良(4勝0敗)、中日が梅津(1勝5敗)
阪神・大竹に続いて、高橋宏斗もシーズンを跨いでの天敵と化した。昨季は3度対戦していずれもクオリティースタートされていたが、今季はこれで3試合計23イニングゼロ行進。やられ方もほぼいっしょ。防御率は0・64まで下がり、相手がすごいのは間違いないが、全12球団のうち、3度も封じられているのはカープだけ。あとはすべて1試合ずつの登板で、巨人、ヤクルト、西武、日本ハムはやはり対戦防御率0・00。
被本塁打もゼロの右腕だが、ただDeNAと阪神は自責2、ソフトバンクは自責1がついている。1点も取れないのはやばい。
バンテリンドームナゴヤの試合が終わるころ、甲子園球場では九回の攻防に入っており、延長十回に佐野が決勝適時打したDeNAに軍配が上がった。九回にはショート小幡が何でもない内野フライを落とす場面もあった。重圧の中、首位への挑戦権を巡る戦い…そしてDeNAが1差に迫ってきた。
きょうのバンテリンドームナゴヤは予告先発が大瀬良と梅津。ともに今季、相手打線との対戦が2度目になる。
ここまでこのカード11試合で7敗、そのうち完封負け6度、さらにはスコアレスドローが1試合。
だが、さすがにきょうは点が取れるだろう。ここ4試合計20イニングで14失点と相手は勝ちから見放されている。4月27日のバンテリンドームナゴヤでは3回2/3でKOした。ただ二回に2ランを放った宇草はいない。
大瀬良についてはもう語るまでもない。
6月22日のバンテリンドーム ナゴヤでは7回3安打無失点で連続無失点イニングを「29」に伸ばし、先週土曜日の東京ドームで記録は「35回1/3」になった。タイプは異なるが中日打線から見れば大瀬良はカープ打線に投げる高橋宏斗のようなものだろう。
きょうの甲子園球場はナイトゲーム。勢いづくDeNAの戦闘意欲を抑えるためにも絶対に負けられない…