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2024年08月21日
編集部

東京ドーム首位攻防第2戦は張り詰めたまま六回までゼロ行進、そこからひと振り、さらにひと振り…

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東京ドーム
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画像は東京ドーム

 

8月21日  ●1ー4巨人(東京ドーム)
広島  000 000 100・8
巨人  000 000 13X ・3

広島通算106試合57勝44敗5分け(首位キープで2位巨人と1差)
18時1分開始・2時間46分、41,648人
相手先発 グリフィン7回6安打1失点
広島本塁打 坂倉9号ソロ
巨人本塁打 岡本和20号3ラン
広島登録抹消 -

広島スタメン
一番センター秋山
二番ライト野間
三番ファースト堂林
四番レフト末包
五番サード小園
六番セカンド菊池
七番キャッチャー坂倉
八番ショート矢野
九番ピッチャー床田7回110球5安打1失点(自責1)
●ハーン(22試合1敗2S)
松本

 

その瞬間、ハーンは打球の行方を追いかけようとはしなかった。打った岡本和は大歓声に包まれて静かにバットを置いた。そして、レフトスタンドのカープファンの中へ、7年連続となる20号3ランが消えていくのを見届けてからゆっくりと走り出した。

 

その動きのひとつ、ひとつがコマ送りになりそうなほど、インパクトのある大詰め八回の一撃になった。九回、広島打線は大勢の前に末包、小園、菊池が空振り三振に終わり、1対4でゲームセット。勝差はまた「1」に縮まった。

 

初戦を8対3で取った広島はこの日の第2戦でも”攻め”の姿勢を貫いた。二回、先頭打者ヒットの小園はすかさず二盗を試みて刺された。四回の一死二、三塁では小技の使える菊池が打って出てホームタッチアウトになった。

 

床田もスコアボードにゼロを並べて打線の援護を待った。

 

迎えた七回、坂倉が打った瞬間、それと分かる9号ソロをライトスタンドに突き刺し、冷静に投げ続けていたグリフィンが地面を蹴り上げた。

 

勝てる、勝ちたい。そんな思いがその裏、床田の指先に影響したのだろう。先頭の坂本を歩かせてツーアウト二塁まで行ったところで浅野に巧くライト前に打ち返された。それがなければ岡本和の柵越えもなかった可能性が高い。

 

お立ち台の岡本和は「その前チャンスで打ててなかっただすし、翔吾も打ったんで、この打席は絶対に打つぞと思ってたんで打てて良かったです」とコメントした。森下からの19号ソロに続く二夜連発には脱帽するしかない。

 

名前を挙げられた浅野は同じく「坂倉さんにホームランを打たれて、嫌な雰囲気だったので、どうにか振り出しに戻せるようにと思って打席に立ちました」と”告白”した。岡本和の後を追うように森下からは適時三塁打を放ち今度は床田…

 

勝った阿部監督は物おじしない19歳について「代打も考えたんですけど、こういう場面を経験させたい、そっちの方が強かったんで…」「勝負勘を買ってるんで、バッターボックスに入った時の表情が素晴らしい」と高く評価。最後に「お互い必死ですけど、いい試合をして勝てるようにがんばります」とした。

 

敗れた新井監督もまた「床田はこの数試合の中ではボールも一番良かった」と褒めた。そして「ハーンもいつもゼロでは帰ってこれない、きょうは相手の四番が上回ってたということかな」と潔かった。

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