画像は玉村昇悟
広島-阪神20回戦(マツダスタジアム、8月23日午後6時開始予定)
酷暑のマツダスタジアムで2試合連続完投勝利中の玉村昇悟が先発する。阪神は前回対戦で広島打線を5回無失点に抑え1025日ぶりの白星を手にした高橋。
以下、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事を転載する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
予告先発は広島が玉村(3勝3敗)、阪神が高橋遥人(1勝0敗)
昨夜のテレビ向け会見で、新井監督は珍しく早口になっていた。あのあと、どこかで美味しいごはんをしたいからか、興奮がなかなか収まらなかったか、そのどちらかだろう。明らかにいつもとは違った。
それぐらいミラクルな逆転勝ちだった。巨人サイドから見れば、まさか…の敗戦。先制して負けたのは20試合ぶり、東京ドームでの延長負けは今季初で、本拠地での延長失点も初めてだった。
その結果、最短であす24日にも優勝マジック28が点灯する、
広島は土日に雨が降りそうだがきょうは午後6時からの降水確率10パーセント。そしてて朝6時の時点で市内は30度もある。
マツダスタジアムに乗り込んでくる阪神は前回カープとの対戦(京セラドーム)に1勝2敗と負け越したあと、3勝5敗1分けとぜんぜん乗れてない。
昨夜は京セラドームで2対2の九回に桐敷が打たれてヤクルトに競り負けた。勝っていれば3連勝だった。岡田監督はまたベンチからずり落ちそうになっていた?
そんな岡田監督の希望は前回対戦で1025日ぶりの白星を挙げた高橋宏斗だろう。
11日の京セラドームで5回4安打7三振2四球の無失点ピッチング。ヒットを打ったのは小園、堂林、矢野、菊池。一番中村奨成は3タコで、末包、坂倉の四番、五番も2の0だった。
この日、けっきょく打線は今季20度目の無得点だったが、今回はたぶんそんなことにはならないだろう。
阪神とは今季初対戦になる玉村にも期待がかかる。なんせ2試合連続完投勝利中で、そんな芸当は大瀬良や森下だってできません…
7月30日のDeNA戦は133球5安打8三振無四球が光る。五回までに6点の援護があり完封目前で牧に3ランを打たれた。
前回12日のDeNA戦では129球9安打9三振1四球3失点。初回に1失点、四回には牧のソロで、九回には桑原の適時内野安打で1失点。しかし打線が三回に6点を取ってくれた。
相手がDeNAでいずれも打線の援護あり、という条件がそのまま今夜当てはまるかどうかは分からない。だが、酷暑のマツダスタジアムのマウンドでそんな芸当ができるのは、ムダな力の抜けた投球を続けることができているからこそ。昨夜、代打二塁打で決勝点をお膳立てした秋山や坂倉も気力充実…「きょうもしょうごががんばりました」のお立ち台はあるだろうか?