画像はBプレミア参入クラブ発表を待つ、広島ドラゴンフライズ会見場(広島市西区)、モニターにBリーグ島田慎二チェアマンからの発表の模様が流され、広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉社長らがその瞬間を待つ
Bリーグ9季目のシーズンが10月3日、開幕した。前季のB1王者・広島ドラゴンフライズは12、13日に本拠地の広島サンプラザホールで地元開幕戦に臨んだ。12日のGAME1では広島市の松井一実市長があいさつ、13日のGAME2では広島県の湯崎英彦知事があいさつした。
…が、ふたりの話した内容は当たり障りないもので、何より県と市共通の題材である「新アリーナ構想」について、ひと言も触れなかった。
広島県のツートップである湯崎英彦知事と松井一実市長はエディオンピースウイング広島完成までの過程を10年以上迷走させた”前科”がある。
新サッカースタジアム建設に際しては、何よりその建設場所を巡って散々、紆余曲折があった。
新アリーナはどうなるか?
大きな話題となっている長崎スタジアムシティは10月4日にグランドオープンした。新サッカースタジアムと新アリーナを中核として宿泊機能や多彩な集客機能を有する民間主体の複合一大施設だ。
どうして広島は新サッカースタジアムと新アリーナを同時にオープンできなかったのか?悔いが残る。
広島ドラゴンフライズでは、今の広島グリーンアリーアを自費で改修して新リーグ参入基準を暫定的にクリア(2026-27シーズンより5年を目途に広島グリーンアリーナを本拠地とする)する計画を審査申請の際にも盛り込んだ。
しかし、今、全国的に見ると地方都市に至るまで相当数の自治体で官民一体、あるいは民間または自治体主導の新アリーナ構想・建設が進められており、今後、続々とエンタメ系新アリーナが国内に誕生する。
8月、新アリーナ建設の候補地として初めてJR広島駅北口という具体的な場所が示されたがそれ以降、目立った動きはない。
きょう10月17日、Bリーグから新B1リーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」の参入初回審査結果が発表される。広島ドラゴンフライズではそれを受けて同日、午後から浦 伸嘉社長がメディア向け会見を開く。
会見会場にはモニターが用意され、午後2時30分からの審査結果発表が1次、2次、3次審査対象クラブの順である。広島ドラゴンフライズは2次審査対象クラブ。浦 伸嘉社長はその発表を受けてBプレミアに向けた今後の方向性など状況を説明する。
Bリーグは新リーグ移行に伴う「Bリーグ改革の」の「一丁目一番地」にクラブが優先的に使用できる5000人以上規模のアリーナをBプレミア参入条件のひとつに挙げている。
浦 伸嘉社長の会見での発言が注目される。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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