画像は広島ドラゴンフライズ新本拠地「広島スポーツ×エンターテイメント新アリーナ」(ひろスポ!仮称)建設候補エリアでバスケを楽しむこどもたち(8月9日午後3時ごろ撮影)
JR広島駅から徒歩2,3分圏内に広島エンタメ新アリーナができる…かもしれない。否、たぶんできるだろう、いや、きっとできるはず…
一般社団法人広島イベント事業振興協会(Hiroshima Event Business Development Association=HEBDA、松本朋憲理事長)は8月9日、JR広島駅北口にある広島コンベンションホール(広島テレビ社屋内)で「新アリーナ整備に向けた機運醸成プロジェクト第2弾」として「地方におけるスポーツビジネスの可能性~地域に愛される施設とは~」のテーマで基調講演とパネルディスカッションを開催した。
その内容は今後、「連載」の中で詳しく報じる予定だが、招かれたパネリスト4名のうちのひとり、広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉社長はイベント終了後のインタビューで次のように話した。
「JRさん、今後その活用についてまだ決まってない、というお話をちょっとうかがっていますので、どうでしょうかね?という話をしてみたいと今、思ってますね」
僭越ながらひろスポ!取材班はこれまで10回以上?浦 伸嘉社長に直接「新アリーナを短期間で実現するためには場所決め!まず場所決めですよ!サンフレッチェ広島もその場所決めで痛い目に遭ってきたのですから、新スタジアム構想が持ち上がって(Jリーグ誕生当時)からエディオンピースウイング広島ができるまで30年かかりましたよ…」と伝えてきた。特にBリーグがBプレミア構想を発表して以降は…
…で、今回、浦 伸嘉社長の口から直接「JRさん」という固有名詞が飛び出した!これはバスケでいうと残り時間が少なくなってきた状況での「速攻」と言っていい。あるいは最初からシナリオの存在する「デザインプレー」なのか…???
パネルディスカッション冒頭、Bリーグ優勝を報告した浦 伸嘉社長は、会場からの拍手に頭を深々と下げる
「JRさん」の土地とは、かつて横長・長方形の土地にその対角線に沿って建っていたJR西日本広島支社の跡地などを指す。現在、その一部がサンフレッチェ広島のフットサル&3×3コートとして使用されている。(この記事冒頭の画像はそのエリアの一部)
要するにJR広島駅新幹線口の正に目の前という、マツダスタジアムやエディオンピースウイング広島にもない好立地だ。イメージするなら新幹線ホームから放ったシュートがアリーナのリングに入る…ちょっとオーバーだがキャプテン翼みたいなキャラなら可能だろう?
浦 伸嘉社長がそうコメントしたからには、水面下での調整はかなり進んでいるものと思われる。
この構想を仮にひろスポ!では「広島スポーツ×エンタメ新アリーナ」と呼ぶことにする。
ひろスポ!が「8割方、この構想は実現するだろう」と考える理由は、今後の連載の中で記載していく。
なお、この日のシンポジウムでは広島ドラゴンフライズのグッズ販売や寺嶋良選手、JTサンダーズ広島の井上慎一朗選手らによる「トークショー・お楽しみじゃんけん大会」も開かれた。
また、浦 伸嘉社長の言う「JRさん」の「「広島スポーツ×エンタメ新アリーナ」」建設候補地では、バスケ教室が開かれて子どもたちの笑顔の花が咲いていた。
(広スタ・アリーナ特命取材班&田辺一球)
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