38年ぶりに4月を「借金7以上」で終える広島が新外国人シアーホルツの出場登録抹消を決めた。
二軍戦での調整終了を早めてまで一軍に呼んだが4月19日の出場登録以降、7試合に出場してたったの2安打。左腕投手はもとより右腕投手の球にもカスりもしない打席の繰り返しで30日のDeNA戦も3のゼロ。打率はとうとう0割8分0厘となりメジャー52発の実績は看板倒れになりつつある。
シーズン途中からの加入や先発左腕に好投手が多い日本の投手事情、二軍戦での調整期間の短さなど、今回のシアーホルツの一軍昇格にあたっては様々な検討課題があったが、結果的にはその懸念がすべて的中した格好だ。
なお、2月のキャンプ期間中は”不動の守護神”と位置付けられていたヒースも再調整のため抹消される。