画像は床田寛樹
5月3日 〇2-0中日(マツダスタジアム)
中日 000 000 000・0
広島 001 001 00X ・2
広島通算28 試合13 勝14 敗1分け(連敗7でストップ、首位巨人まで2・5差、5位DeNAとゲーム差なし4位)
14時開始・2時間、32,118人
相手先発 松葉貴大7回5安打2失点
広島本塁打 -
中日本塁打 -
広島スタメン
一番センター中村奨成
二番セカンド菊池涼介
三番サード中村奨成
四番ライト末包昇大
五番キャッチャー坂倉将吾
六番レフトファビアン
七番ファースト堂林翔太
八番ショート矢野雅哉
九番ピッチャー床田寛樹〇(6試合3勝2敗)9回107球3安打完封
今季初めて坂倉将吾と組んだ床田寛樹が二塁を踏ませる力投で今季2度目の完封勝利!広島の連敗が7で止まった。試合時間は今季リーグ最短ジャスト2時間。2日前の東京ドームでは今季リーグ最長4時間39分の戦いの末にサヨナラ負けしたが、9連戦の最中だから短い方がいいに決まっている、
89球で九回のマウンドに上がった床田寛樹は、二死から「100球以内で終わらせたいなという欲がちょっと出ちゃったんで…」とこの日29人目となる代打細川成也に四球を与えた。それまでは無四球だった。3本柱の大瀬良大地や森下暢仁が、ことごとく四球から手痛い失点をしてチームの連敗が伸びてきたから、きっと肝に銘じていたのだろう。
打者28人目まで初球、ないしは2球目に必ずストライクを投げていた。
バックも左腕の思いを汲み取ってよく守った。連敗の起点となるエラーを記録した堂林翔太は初回、先頭岡林勇希の強烈なライナーをダイビングキャッチ。今季初めて二番を打った菊池涼介は六回、中日先発の松葉貴大の執念の一撃をニゴロにすり替えた。
床田寛樹は自慢のバットでも自身を助けた。三回の先取点は先頭の堂林翔太が内野安打で出て、八番矢野雅哉はすかさず初球でバントを決めた。打率・462の床田寛樹はここで松葉貴大の外角球を引っ張ってニゴロ。二死三塁となって今季5度目の一番に入った中村奨成に右前適時打が出た。
六回の追加点は松葉貴大がこの試合初めての四球を出した二死一、二塁で末包昇大が相手を見透かしたかのように初球を左適時打にした。
繰り返しになるがチームの連敗ストップの主役を演じたのは床田寛樹。先週土曜日のバンテリンドームナゴヤで中日相手に8回4安打2失点で完投負けした悔しさがその原動力だった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)