画像は6月2日午前7時前、雨のマツダスタジアム
<おいおい!台風でもマツダスタジアム試合あるんか?ゾンビたばこ拡散危機にも共通する「12球団サイテー」コンプラ軽視の広島体質>
羽月隆太郎元選手だけが、ゾンビたばこを違法吸引していたのか?
そんな疑問が渦巻く中、チームはというと事件と同時並行で交流戦6連敗…
そうなることはだいたい予想できた。(実際、記事にもした)
もし仮に違法なことに手を染めている選手がグラウンドに立っているとするなら、そうでない選手と協力して戦うことを強いられる。
連携プレーや打線としてのつながり。うまくいく方がおかしいだろう。あくまで、仮定の話ではあるが…
マツダスタジアムに広島東洋カープが移転したのは2009年春。その後、過去に例を見ないほどの売り上げ増を記録した広島球団は一方でファンファーストの精神をないがしろにした。具体的なことは、ひろスポ!の過去記事を読んでもらえばわかる。
同時に選手に対しても、あるいは現場に対しても十分な投資をしてこなかった。例えば酷暑のせいで失速せざるを得ない選手、チームに対して長らく”放置プレー”を決め込み、今季からやっと屋外同様の環境だったブルペンに空調設備などが導入された。
カープナインと薬物問題。
同じようなことが繰り返されてきたのもまた、球団の危機管理の甘さによるものだ。そのたびに時間の経過とともに世間の興味・関心が薄れていくのをひたすら待つ、そうやって不都合な真実を闇から闇へと葬り去ってきた。
きょう6月2日から、マツダスタジアムでは日本ハムとの3連戦が予定されている。
だが朝7時の時点ですでに予報はずっと降水確率90%(途中からは午後6時以降80%)。台風6号が本州に近づいているのだから、当然そうなる。
だが、午後2時の時点で広島球団は中止を発表していない。
していないから、午後2時を回った時点でこの記事がアップされることとなった。
2021年7月8日。広島県内は大雨に見舞われて、公共交通がストップした。それでも広島球団は強行突破でDeNA戦を開催した。
その日のひろスポ!記事を読めば、いかにその決定がファンにやさしくないかが、わかる。以下、その時の記事を貼り付ける。
↓
7月8日午後6時マツダスタジアム開始の広島-DeNA戦は公式発表の入場者数が今季最少の1万1,452人に止まった。
当然だろう。8日未明から広島県内各所は記録的な雨量を計測。早朝から各地に大きな被害が出た。早々に山陽本線、呉線、芸備線、可部線は「終日運行取りやめ」が発表された。
例えば山陽本線。広島を中心に東は糸崎、西は岩国の区間が運行を取りやめた。
広島と県内各地、県外各地を結ぶ高速バスも同様に運行を取りやめた。さらには広島周辺の有料道路、山陽自動車道も通行止めとなる区間が出た。
また午前8時ごろ、マツダスタジアムそばを東西に走る大州通りは東行きの車列がほとんど動かなくなった。安芸郡海田の国道2号線アンダーパスが水没して正午を回っても封鎖が続き定期バスが動けなくなった。
公共交通機関が動かなければ当然、マツダスタジアムまで来ることができないファンが大勢出る。
すでに島根、鳥取両県で猛烈な雨による被害が出た7日のマツダスタジアムは同じくDeNA戦で入場者数1万4,414人、6日は1万5,598人だった。
1週間前の同じ火曜、水曜、木曜のナイトゲーム、ヤクルト戦はそれぞれ1万5,770人、1万6,251人、1万6,264人だった。雨の影響をモロに受けている。
この話をすると必ずネットには「NPB主管だからカープに責任転嫁するのはお門違い」という球団擁護の声があがる。しかし表向きの話と実態は必ずしも一致しない。
新型コロナウイルス対策では12球団共通の判断基準が必要だ。それが「全試合連盟管理節」。バラバラでは困るから「NPB」の看板が重しになる。だが、現場で試合開催の有無を決定するのは気象条件などで、それをいちいちNPBがコントロールするはずもないと考えた方が合点がいく。
けっきょく球審がリーグ統括を代行する。そしてその時の予報、日程などを考慮して基本的には当該球団と話し合って決める。
NPBが広島県内で大雨による氾濫や崩落が相次いでいるのに試合をやれ、と言っている訳ではない。広島東洋カープの意向が大いに働き、警戒レベル5の「緊急完全確保」が求められる中で試合を強行したまでの話だ。
しかもマツダスタジアムの目の前の段原地区でも朝から避難指示が出ていた。そんな中で通常通りゲームを開催…。ファンファーストの対極にあるその感覚はどこから来るのか?
約5000人、マツダスタジアムの今季の平均集客数は約1万5200人だから3分の1のファンは球場行きを諦めたことになる。
内野砂かぶりやカープパフォーマンスなど「年間指定」のエリアで特に空席が目立っていた。この席はすでに固定された金額を支払っている。
一方、7月8日のチケットを昨今流行りの「カープへのお布施」にしたファンがどれほどいるのか?
公共交通機関が動かないことは払い戻しの対象にはならない。もちろん、先の緊急事態宣言下での広島球団のその場しのぎ、あるいは個別のバラバラ対応を考えれば裏でどんなことが行われているかは調べようがない。
繰り返しになるが広島市、東広島市、など16市町に警戒レベル4の「避難指示」か同3の「高齢者避難」が出される中でのナイトゲーム開催など尋常な話ではない。
だが、雨天中止の具申をすれば「じゃあ、お前、2億円稼げるんか?」というような声が平気で聞こえてくる。
同じことは何度でも繰り返されてきた。2014年の話だが、8月20日、広島市は安佐南区、安佐北区などで未曽有の土砂災害が発生した。
にもかからずマツダスタジアムでは予定通り、公式戦が開催され続けた。試合前にはマツダスタジアムのレフト側にある備蓄倉庫から車でわずか30分の被災現場に物資が運ばれて行った。70人以上の命が亡くなっている場所に、だ。
スタンドには試合後半になってもあちこちに空席があった。連日3万人越えが当たり前の時代に、だ。被災された方やその関係者はカープ観戦どころではない。
7月6日は2018年に甚大な被害を出した西日本豪雨から3年目。しかし、マツダスタジアムでは被災地や被災者に向けて何のメッセージも発っせられなかった。
過去に球団が主体になって被災地の子どもたちを招待したこともない。
あの黒田博樹がたったひとりで被災地に出向き、地元と人たちと廃材の山の片付けを行ったというのに、だ。
広島球団の体質は、何があっても変わりそうにない。
8日の、あってはならない試合開始に向けて、ネットには次のような声が上がっていた。
<ホントそうなんですよね、売り上げのことしか考えてないんですよ>
<ファンの安全は考えてないのかなあ?今日のような雨だったらお昼には中止にすべき>
<高速が大竹から先、通行止めになっていて、もう岩国から高速に乗って2時間半経ってます。やるんか???>
またひろスタ特命取材班の下にも次のようなメールが届いた。
<ひろスタ特命取材班御中 先ほど知り合いが球団に問い合わせたところ本日の試合は今のところ開催されるようです。JR全線及び高速等も不通なのに相変わらずの姿勢ですね。天気は夕方ごろから雨足遠のきそうなので試合は問題なさそうですが>
<実況席はノータッチだけどJRが止まってるからスタンドはガラガラ。JRが運休だから来れない人はたくさんいるのに試合を強行、今までだって散々苦情があったろうに改善する気配ゼロ、観客・ファン対応はハッキリ言って12球団サイテーだ、とカープの代表電話で苦情を言ったら、恐縮した雰囲気でも怒った雰囲気でもなく明るいとさえ思えるトーンで「私もそう思います。」だと。上から下までとことん腐ってる>
<試合していることにビックリ!私は天気予報の場所に広島南区も指定しているので朝から「広島地区豪雨予報」とかバンバン注意報が上がっていたのでてっきり中止だと>
<昼過ぎ、球団に電話。高速バスが止まって応援にいけないので払い戻しはどうすればいいですか?と聞いたら、そういうのは払い戻しできないのです、と言われてしまいました、初めてなので知りませんでした>
(引用は以上)
この手の売り上げ第一主義によってファンは無用な負担を強いられてきたわけで、そのなれの果てが今の閑古鳥が鳴く、マツダスタジアムということになる。
今季4月8日(水)の巨人戦入場者数が21,860人に止まった時点でスタジアム応援という意味でのファン離れはすでにどうにもならないレベルに達していた。
そのあと4月21日(火)、5月21日(木)も2万1000人台となり、5月26日からのロッテとの最初の地元交流戦は24,103人、22,909人、22,683人という低空飛行で推移した。ロッテサポが3試合ともビジパフォを埋め尽くしてくれたにもかかわらず、だ。
広島球団のファンサービスは「12球団サイテー」であり、その「サイテー」な手法をチーム運営にも向けるから、今のような非常事態に見舞われる。
最後に2021年7月8日のカープファンと電話口の球団女性スタッフのやりとりの詳細を貼り付けておく。こんな調子でまともな球団経営などできるわけないのである。(ひろスポ!特命取材班&田辺一球)
2021年7月8日のカープファンと電話口の球団女性スタッフのやりとり
―JRがとまっているけど今日の試合は予定どおりやるんですか?
「雲行きとか見てますが行う予定です。」
―雲行きとかじゃなくて朝から市内に向かうJRが終日運休だって分かっているのに試合をやるんですか?
「広電やバスは動いてますので。」
―JRじゃないと行けない人だってたくさんいるでしょ? そういう人たちのことは考慮しないんですか? 今日に限らず今までも苦情とか沢山きてるでしょう?
「そうですね、何十件とかいただいてます。」
―何十件? 今まで含めたら何百件じゃないんですか? JRが動いてないから球場に行けない人のチケット代はどうなるんですか? 払い戻しされるんですか?
「それについては、今、検討中です。」
―はぁ? 今ですか? もう午後4時ですよ?試合開始まで2時間でまだ検討中? 市内の会社じゃ警報が2つ重なると、出勤見合わせするところだってあるんですよ。3年前に大水害があったというのに何も変わらない。改善しようとしない。社長の意向ですか?
「社長の意向は私は分かりません。」
―社長の意向が分からない? そうですか。だったら、あなた方、職員はどう考えているんですか?
「検討はしていますが、いろいろ難しいことがあり、対応できていません。」
―そんなの検討じゃなくて、できない理由を探しているようにしか聞こえません。世の中じゃそれは検討とは言いません。試合中止のことだけじゃなくってカープのファンや観客に対する対応はひどい。スタジアム施設だって社長の趣味でカバ広場なんかつくってるけど、雨の日にチケットの確認の時に雨除けもないところでお客に傘をたたませるなんてやっているとこ、他の球場で見たことない。チケットの販売方法だってそう。カープはファンや観客のための改善をやろうとしない。ハッキリ言って12球団サイテーです。
「そうですねぇ。」
―そうですねぇ、じゃないでしょ。あなた、どう思っているの?
「私もそう思います。」
―12球団サイテーとそう思ってる!?
「そうですね。」
―そんな職場でプライド持って働けるんですか? そんなことでいいの? 経営が怪しい時には「市民球団」とか泣きついて、市民の理解のおかげで公費使って新球場できて、そのおかげで潤ってきたら球団本位で好き勝手して。こんなこと続けてたらカープはそのうち潰れますよ。幸い、新井や黒田のおかげで優勝して広島でもプロ野球球団の経営が成り立つって広く知らしめることができたから、カープ球団を運営するっていう企業や人はいると思います。別に松田さんじゃなくていいんですよ、カープが広島にあるなら。その時、あなたら、どうなるか分かりませんよ。
「そうですね。」
―…まあ、あなたの形式的というか感情のこもらない話っぷりからもカープ球団の姿勢というものがよく分かりました。貴重な時間をありがとうございました
追記:広島は午後2時15分、日本ハム戦中止を発表した。だが台風の進路から遠い甲子園の阪神-西武中止発表は正午過ぎ…だった。
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2025年03月30日











