画像は広島地裁、滝口涼介被告の初公判傍聴抽選券を求めて並ぶマスコミ関係者ほかの列
今回の記事は以下の配信の続きです。
カープの羽月隆太郎元選手(すでに球団が契約解除)に、ゾンビたばこと言われる指定薬物エトミデート譲り渡したなどとして、医薬品医療機器法違反(わかりやすく言えば指定薬物譲り渡し、または所持)の罪に問われた東京・千代田区の自営業者、滝口涼介被告(38)の裁判が9月16日午前10時30分から、広島地方裁判所で開かれた。
滝口被告は去年11月、東京都内からカープ二軍施設の大野寮(廿日市市)に羽月元選手に向け、中身とは異なる荷物名でゾンビたばこを郵送した。
冒頭陳述で検察は「元選手とは3年前に知り合い、去年4月ごろからエトミデートを外国人から仕入れ、たびたび渡していた。レターパックで発送した際には品名を野球カードボックスとしていた」と具体的に述べた。
このあと検察は「スマートフォンのやりとりからほかの人にも渡していたことが推察できる」と指摘して拘禁刑2年を求刑した。
こうした初公判の中で滝口被告は起訴内容を認め、佐藤智彦裁判官は即決裁判を適用、拘禁刑2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
以上、NHK広島放送局がこの日、昼すぎにオンエアしたニュースから作成。
滝口被告の「元選手以外に対して渡したことはあるか」という質問には「ありません」との発言は、5月にあった初公判での羽月元選手の「周囲に使っているカープ選手がいた」の発言や、同選手がその後、自身の手でライブ配信した際の「私を含め6人が同じ人物から購入していた」の爆弾発言と明らかに矛盾する。
ひろスポ!は現時点では、様々な情報をもとに、滝口被告の発言の方に際めて不自然なものを感じている。だいたい検察ははっきりと「スマートフォンのやりとりからほかの人にも渡していたことが推察できる」と指摘しているではないか。
と同時にこの日、都内であったオーナー会議に出席した松田一宏オーナー代行は記者らに囲まれて、今回の一連のゾンビたばこ騒動に関して警察の捜査について、完全に終わったという状況ではない「…と思う」とコメントした。
この「思う」の語尾が曲者で、捜査は今度、ますます本格化する、とひろスポ!は受け止める。
要するに羽月元選手以外にも、選手から逮捕者が出る事態が想定される、ということになる。
また、この日の正午にはカープゾンビたばこ事件について独自の報道を続けている週刊文春オンラインが<《現役選手が激白、オーナーを直撃》広島カープがおかしい…消えないゾンビたばこ疑惑、選手は「球団に不信感」>のヘッドラインで、これまで表に出ていなかった新情報をいくつか暴露した。
その中にはカープのある選手の発言として、羽月元選手がこの1月27日に逮捕される前の時点、具体的には22025年3月と10月に、松田元オーナーの下で球団のマネージメントを預かる鈴木清明球団本部長が二軍選手を対象に、ゾンビたばこについて注意喚起した事実が記されている。
だが、オーナーも本部長も1月に羽月元選手逮捕の知らせを受けた際、ともに「びっくりした」「昨日知った」などとメディアを前に驚いて見せた。そこで言うべきコメントは「やっぱりか…」が正解さろう。
この発言以来、ひろスポ!はふたりの「嘘」をことあるごとに指摘してきた。さもありなん、だ。
嘘にウソを固めて、身動きとれなくなった…それが本来なら広島っ子たちに夢を与え続けるはずの、そして戦後復興の広島のシンボルであるはずの広島東洋カープの今の姿である。
ひろスポ!読者、カープファンのひとりとして自らも発信し続けている
pridegreen さんの最新のレポートが実によくカープ球団の今を描写しているのでこの場で紹介させていただく。同氏もまた長らくカープウォッチングを続けており、すでに6月の時点で今日の最悪のケースを予想して形に残している。
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カープファンの浅はかさを嗤う | RED HOT STADIUM by pridegreen
そして今回がコレ
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文春が曝いたエトミデート隠蔽の闇。「ハジメ神権帝国」のチェックメイトと松田一族解体論 | RED HOT STADIUM by pridegreen
上記レポートの中からひろスポ!がポイントだと考えるパートを以下、そのまま列挙しておく。
末期症状とはこのことだ。
以下、一部引用部分
試合のない静寂を破り、球団の根底を揺るがす地鳴りが響き渡った。件の薬物売人の電撃的な即日判決と、狙い澄ましたかのように放たれた週刊文春のスクープ。そこにあったのは、単なる選手の不祥事を遥かに超えた、「ハジメ神権帝国」の異様な閉鎖性と球団ぐるみの暗部であった。
羽月隆太郎逮捕の前からエトミデートの蔓延を知りながら隠蔽を決め込んできた経営陣の罪は、もはや誤魔化しが利かない。沈黙によってチェックメイトを迎えたマツダ商店の断末魔と、松田一族支配を解体せざるを得ないプロ 野球界の危機を、一気呵成に切り刻む。
即日結審・判決宣告まで進んだという。羽月隆太郎の時といい実に手回しが良いが、裁判所としても警備や手間の増える事件の期日を何度も重ねたくなかっただけだろう。法廷で売人が「おいしい話」を一切口にしなかったのも当然だ。反社繋がりの人間として「口が裂けても言わないのが仁義」という暗黙の了解を突き通したに過ぎない。
そして今日という日を狙い澄まし、週刊文春が動いた。件の売人の判決が終わったであろう正午に合わせて記事を打ち込む周到さである。物知らぬファンは羽月への「根性焼き」に菊池涼介が関与していたという記述に目を奪われるかもしれないが、そこには何の新奇性もない。
今回の文春記事における本当の焦点は別の場所にある。ひとつは、私がかねてより冷笑してきた「ハジメ神権帝国」こと「カープ村」の異常な閉鎖性と権力構造が公に晒されたことだ。地元の在広メディアは死んでも書けず、わずかな蜜月を欲しがる スポーツ紙にも触れられない領域へ、何の柵もない文春が踏み込んだ功績は大きい
もうひとつの焦点は、羽月の逮捕・勾留より遥か前の段階で、カープ球団がエトミデートの蔓延を把握していたという事実が暴露されたことだ。一部のファンが信じ込みたがっている「売人と羽月個人の問題」などではなく、球団内部に薬物が広く蔓延していたという構図である。そうであるならば問題の質は根底から変わる。誰が手を出したか以上に、「球団が見て見ぬ振りを決め込み、隠蔽を図った」という組織ぐるみの罪の方が遥かに重い。
少なくとも今回の報道により、「羽月の一件で初めて知った」という球団側の弁明が真っ赤な大嘘であったことは完全に証明された。さて、ここからどう動くつもりなのか。
カープ球団のためにあえて進言しておくが、ここでの沈黙は最悪の悪手だ。これだけの証拠を突きつけられながら黙り込むのは、事実上「認めました」と宣言しているに等しい。
本来であれば、最初に羽月の問題が発覚した時点で、痛みを伴ってでも自ら徹底的な調査を行い、膿を出し切るべきだった。開幕まで2ヶ月あったのだから、現場だけの問題で済んでいたならば、他球団に頭を下げて選手を融通してもらいながらでもシーズンを凌げたはずだ。それをしなかったのは、球団自身がどうしても隠さなければならない巨大な闇を抱えていたからに他ならない。
いや、今シーズンの残り試合などどうでもいい。最大の問題は間近に迫るドラフト会議だ。ここまで醜聞と隠蔽体質が曝け出された中で、どの面下げて出席するのか。指名された選手が入団を拒否したとしても誰も責められまい。今の球団経営陣がのうのうと居座り続ける限り、この世の終わりのような惨状は続く。これを打破するには、我々ファンの手で松田一族による同族支配に鉄槌を下し、解体へ追い込む以外に道はない。
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2025年09月29日








