12月31日付の中国新聞がサンフレッチェ広島のMF高萩洋次郎選手(28)が退団し、海外クラブ移籍への道を探っていることを報じた。今季は2年契約の2年目だった。
2002年にサンフレッチェ広島F.Cユースに入った高萩は2003年、16歳8カ月と3日という当時のJ最年少記録でデビュー。クラブ初の高校生Jリーガーとなり、J1で通算184試合に出場し22得点。チームの好守の要として、欠くことのできない戦力に成長した。
J1制覇を遂げた2012年が63得点、連覇した13年は51得点、そして8位の今季は44得点とチームの得点能力は右肩下がり。高萩が仮に抜けるとなると、浦和レッズに移籍した石原に続く大きな戦力ダウンとなることは確実。チームは新たな人材を早急に育成、抜擢する必要性に迫られる。