サンフレッチェ広島は12月24日午後、サンフレッチェ広島クラブスタッフの追突事故について発表した。
事故を起こしたのはクラブ所属の通訳兼用具担当、金大伸容疑者。
12月24日(土)朝の6時50分頃、広島市東区の交差点で普通乗用車による追突事故を起こした。この事故により、相手の乗用車を運転していた男性が負傷した模様。その際に通報で駆け付けた警察官によって、酒気帯び運転が発覚した。同容疑者は未明まで広島市内で飲食して、安芸高田市内にある練習場に通勤する途中、信号待ちの車両に追突した。
サンフレッチェ広島では「このような不祥事を起こしてしまい、被害にあわれた方に対し、1日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、心よりお詫び申し上げます。合わせて関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。社内への注意喚起などを改めて実施し、再発防止に努めて参ります」「警察による最終判断を待つことになりますが、人身事故か否かに関わらず、クラブとして重大な案件と判断しており、近日中に厳正な処分を行います」とのコメントを出した。
サンフレッチェ広島では再発防止に向け、飲酒運転再発防止委員会(委員長:織田秀和社長)の即時立ち上げ、啓発活動を実施するとともに、広島県警察本部への協力を依頼し、クラブ職員への交通安全・飲酒運転防止の意識向上のためのプログラム(講習会)の実施、クラブ職員への個人面談の実施を行う。
サンフレッチェ広島 織田秀和 代表取締役社長コメント
弊クラブ職員が酒気帯び運転という極めて深刻な事態を引き起こしたことを、心よりお詫び申し上げます。また、事故により負傷された方に対し、1日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、大変なご迷惑をおかけしたことをお詫びし、お見舞い申し上げます。
酒気帯び運転は、弁解の余地のない反社会的な行為であり、クラブとして厳しい処分を科す方針です。また、今後の再発防止に向けて、全選手、クラブ関係者に安全運転の取り組みを徹底いたします。