サッカーの天皇杯、ベスト4を懸けた戦い。サンフレッチェ広島は12月24日、カシマスタジアムで”世界2位”の鹿島アントラーズと対戦した。
スタメンは…
GK 林
DF 塩谷、野上、水本
MF ミキッチ、柏、青山、丸谷、アンデルソンロペス、柴崎
FW 皆川
退団報道のピーター・ウタカはベンチ入りせず。サブのメンバーには佐藤寿人、森崎浩司ら。前半、交代なし。
サンフレッチェ広島は柏を起点にした攻撃を展開。ワントップの皆川はなかなかいい形でパスを受け切れない。前半17分、塩谷からのスルーパスを柴崎が受け、相手ゴール前でシュートを放つが枠外。アンデルソンロペスはボールキープはできているが相手DFを抜き去る形にもっていけない。
鹿島アントラーズは柴崎、金崎ら主力の中にベンチ外メンバー。それでも前半30分過ぎ、ゴール前で張るFW赤崎にあわやのいいクロスが入る。
シュート数、前半はサンフレッチェ広島6、鹿島アントラーズ4。
後半12分、小笠原の浮き球パスにDE陣が虚を突かれマークが分散、エンドラインぎりぎりにいた赤崎の角度のないシュートがサイドネットを揺らして、サンフレッチェ広島先制許す。
しかしその5分後、柏が相手陣内深くへ入り、昌子の左足にひっかけられ転倒、これでPK獲得。
蹴るのはアンデルソンロペス。ところが慎重に行き過ぎて、逆にGK曽ヶ端の間合いとなりこれを止められてしまう。
森保監督は後半22分、ミキッチに代えて清水を投入。さらに33分にはダブルボランチの丸谷を下げ佐藤寿人と皆川のツートップで同点を狙う。
だが、CK11本(この時点で鹿島アントラーズのCKはゼロ)も取りながら皆川の頭に合うことはなく、皆川も後半42分に宮吉と交代。
アンデルソンロペスは最後まで決定的な場面を作れず、シュートも空砲連発。
アディショナルタイム4分のあとホイッスル。鹿島アントラーズが4年ぶりベスト4へ。サンフレッチェ広島の今シーズンが終了、佐藤寿人と、この試合で出番のなかった森崎浩司のサンフレッチェ広島での戦いにピリオドが打たれた。
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