―熱いですね。藤口さんも相当熱いですけど…。
藤口 やはりパッション、ミッション、アクションですよ。
主張し合うことです。今から思えば、みんな本気だった、ということですね。
スポーツは地域づくり
それも「参画と三角」、自分たちが意図してやりたいと…
僕は、スポーツは地域づくりで、それも「参画と三角」だよ、とよく言うんです。参加ではなくて参画。自分たちが意図してこういうことをやりたいと思って集まるのが参画。そして行政、市民、クラブのトライアングル。先ほどの後援会にしてもレッズは動けるメンバーで構成され、バスツアー、列車借り切り、船に飛行機と、自分たちでいろんなことやっています。
―まさにスポーツで、もっと、幸せなまちへ、ですね。
藤口 スポーツの力というのはすごいんだってことを分かって欲しいですね。年明けに安倍総理がコートジボアールの大統領とW杯の話題で盛り上がり「引き分けで…」みたいな話にもなったじゃないですか。
スポーツからいろんなことが始まります。だけど、スポーツに直接携わっている人たちだけが考えていてもスポーツの価値は上がりません。みんなでスポーツを理解しサポートしていかないと…。
「おしい…」じゃないけど広島県は黙っていても世界から注目されていますよね。
10年後、20年後を見据え広島は何をするのか?
でも10年、20年後を見据えて広島は何をするのか?6万人収容の埼玉スタジアムも「10年後、20年後に新しい街ができるんですよ」ということでスタートしました。
近いところでは2020年に東京オリンピックもあります。国際都市広島がこの先どんな動きを見せてくれるのか、注目していますし楽しみにしています。
―そうですね。ぜひ、また近いうちにこの続きをお聞きしたいと思います。ありがとうございました。