広島ドラゴンフライズは10月11日、熊本ヴォルターズと熊本県立総合体育館でNBL開幕第2戦を行い85-66のスコアで快勝、開幕2連勝の好スタートを切ることに成功した。
第1ピリオドこそ熊本に3点リードを許したが、36-31で前半を折り返すと第3ピリオドではシャノン・ショーターがスリーポイント2本を含む11得点。
大黒柱の竹内公輔を欠いたまま迎えた熊本との2連戦。初戦は「薄氷を踏む」延長2点差勝利、第2戦は「80点もつれの理想的な展開」となったが「開幕2連戦が今季を占う戦いとなる」と話していた佐古賢一ヘッドコーチ、そして選手にとっては何物にも代えがたい2日間となった。
第1戦では「優勝の切り札」として新加入した朝山正悟がチーム最長タイムの40分46秒踏ん張って勝利を引き寄せた。第2戦、疲労を考慮された朝山は21分19秒止まり。そのぶん、新人の鵤誠司が27分29秒で早くもチームトップとなり、この二人が早くもキーマンにふさわしい活躍を見せた。
また、竹内の穴を埋めるべく2試合続けてスタメンに名を連ねた栗野譲は第2戦7リバウンドと奮闘。同じく2戦ともスタメンの坂田央に加えて田中成也、仲摩匠平の3人もまずは順調に開幕2連戦を乗り切った。
NBL2015-2016シーズン
広島ドラゴンフライズ85-66熊本ヴォルターズ
1P 17-20
2P 19-11
3P 26-13
4P 23-22
会場:熊本県立総合体育館
今シーズン成績:2勝
【スターティングメンバー】
広島:#2 朝山正悟、#7 坂田央、#18 鵤誠司、#32ニカ・ウィリアムズ、#44 栗野譲
熊本:#0 遥天翼、#1 中西良太、#2 高島一貴、#15 チリジ・ネパウェ、#30 古野拓巳
広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#21 シャノン・ショーター 27点
#35 ドミニカス・ミルカ 14点
#32 ニカ・ウィリアムズ 10点
【リバウンド】
#44 栗野譲 7リバウンド
#35 ドミニカス・ミルカ 6リバウンド
#21 シャノン・ショーター 6リバウンド
【アシスト】
#18 鵤誠司 4アシスト
#2 朝山正悟 3アシスト
熊本ヴォルターズ STATS
【得点】
#6 デボーン・ワシントン 19点
#2 高島一貴 13点
#0 遥天翼 8点
【リバウンド】
#5 ジョシュア・クロフォード 8リバウンド
#15 チリジ・ネパウェ 6リバウンド
【アシスト】
#30 古野拓巳 3アシスト
#2 高島一貴 3アシスト
#7 小林慎太郎 3アシスト