広陵高校(広島市安佐南区)3年生の神宮静優(しずや)さん(17)が2月25日、同校を訪れた元横綱の八角信芳親方(52)と会見した。
八角部屋への入門が決まっていた神宮さんは広陵高校柔道部で活躍し県総体個人100キロ級では2年連続ベスト8。相撲の経験はない。身長173センチ、体重120キロの大きな体が八角親方の目に留まった。
八角部屋には、島根県出身の隠岐の海(おきのうみ)のほか、広島市出身の力士が4人在籍している。
会見の席で神宮さんは「親方を目指して頑張りたい」と笑顔で話し、八角親方は大相撲の貴重な財産を目の前にして「優しく、厳しく」指導していくとこちらも笑顔だった。
1週間前から相撲部屋での生活をスタートさせている神宮さんは、来月5日の新弟子検査の後、三月場所で初土俵を踏む。