高校野球の秋季中国地区大会が10月29日、山口県宇部市のユーピーアールスタジアムと下関市の下関球場で始まった。
29日の1回戦では、17年ぶり出場の尾道商(広島)が華陵(山口)と対戦、初回にいきなり4点を失い、その裏に一度は追いついたが、一度受け身に回ったことでその後の展開が難しくなり、三回にも2失点。四回以降も毎回失点となり4-12で七回コールド負けを喫した。
30日には呉と新庄の広島勢2校が登場。山口勢をともに破った。
初出場の呉は熊毛南と1回戦で対戦、序盤で2度、同点にされながらも14安打の猛攻で9-2のスコアで七回コールド勝ちした。先発の池田は7回を投げ5安打2失点。
新庄は徳山商工を9-3で退けた。エース有原が先制点を許した直後の二回、逆転適時打を放ち試合の流れを引き寄せた。投げても7回3分の2、6安打で自責は2。
31日の準決勝では、広島勢同士がぶつかる。ユーピーアールスタジアムで午後0時30分プレーボール予定。