プレナスチャレンジリーグWEST(なでしこリーグ3部)福山大学サポーティングマッチ、NGUラブリッジ名古屋戦(7月15日、福山市の福山竹ケ端運動公園陸上競技場)
アンジュヴィオレ広島スタメン
GK 林文香
DF 倉本あや、石川詩織、山縣尚美、櫻林亜佐子
MF 赤嶺美月、近藤あすか、小松未奈、水野祐里
FW 赤城史香、内山朋香
アンジュヴィオレ広島は勝ち点3が必要なNGUラブリッジ名古屋戦に1-1で引き分けた。
前半7分、MF水野祐里のゴールで先制。酷暑の中、前半25分のクーリング・ブレイク(水分補給タイム)までは、うまく試合をコントルールした。
前半30分、ゴール正面23メートルからのNGUラブリッジ名古屋のフリーキック。ここでGK林文香は足をもつれさせ転倒…。ボールはポストに当たって一度は命拾いする。
しかし前半40分、NGUラブリッジ名古屋にサイドからクロスを上げられてFW佐藤亜音にクリーンシュートを決められて同点に追いつかれた。
負ければ同じくなでしこリーグ2部昇格への道がほぼ途絶えるのはNGUラブリッジ名古屋も一緒…
前半シュート数はアンジュヴィオレ広島9本、NGUラブリッジ名古屋は4本、1-1のまま折り返して後半へ。
後半22分、NGUラブリッジ名古屋のフリーキックからのこぼれ球をシュートされたがこれもバーに跳ね返されてまた命拾い…
後半30分、アンジュヴィオレ広島はパフォーマンスの落ちてきたFW内山朋香を下げて、前節、バニーズ京都SC戦で後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めた万力安純を投入。
後半36分にはFW赤城史香に代えて鈴木実希をピッチへ…さらにアディショナルタイム3分で水野祐里OUT、友近真那IN。
けっきょく1-1の引き分けに終わり、数字の上では2位の可能性が残っているものの、あす16日に行われるバニーズ京都SCとの試合で静岡産業大学磐田ボニータが勝てばアンジュヴィオレ広島のなでしこリーグ2部昇格の道は閉ざされる。
引き分けた場合、静岡産業大学磐田ボニータの勝ち点は20だが、得失点差の関係で次節、最終節でのアンジュヴィオレ広島の2位確保は絶望的となり、やはり2部昇格はほぼなくなる。
同じくJFAアカデミー福島が16日の試合で福岡J・アンクラスに勝てば勝ち点17となり得失点差でJFAアカデミー福島がアンジュヴィオレ広島を抜いて4位に上がる。
プレナスチャレンジリーグ(なでしこリーグ3部)WEST暫定順位
1位 バニーズ京都SC 勝ち点32、13試合10勝2分け1敗
2位 静岡産業大学磐田ボニータ 勝ち点19、13試合5勝4分け4敗
3位 NGUラブリッジ名古屋 勝ち点19、14試合5勝4分け5敗
4位 アンジュヴィオレ広島 勝ち点17、14試合5勝2分け7敗
5位 JFAアカデミー福島 勝ち点14、13試合4勝2分け7敗敗
6位 福岡J・アンクラス 勝ち点11、13試合3勝2分け8敗