長崎国体第5日(10月16日)
高校軟式野球の崇徳(広島)が準決勝で南部(和歌山)と対戦して、一死満塁から始まるタイブレークの十回に2点を失い3-5で敗れた。
1-3のビハインドから八、九回に1点ずつを返す粘りを見せたがあと一歩及ばなかった。
8月の全国高校軟式野球選手権準決勝で、延長50回を戦い決勝進出を譲った中京(岐阜)が準決勝第1試合で敗退。”世界で一番長い夏”のリベンジを誓っていた崇徳ナインにとってはモチベーションの点で難しい試合になり、1対1の六回のピンチで救援した石岡も適時打されて2点を勝ち越された。
石岡は中京戦で延長50回をひとりで投げ抜き、勝ち切れなかった悔しさをバネにこの国体での”打倒中京”にすべてを賭けていた。