第69回国民体育大会、長崎国体が10月22日に最終日を迎え全競技を終えた。すでに長崎の天皇杯(男女総合優勝)と東京の皇后杯(女子総合優勝)は決まっていたが、広島は男女総合点18位と3大会連続で順位を落とした。2011年には9位と一桁台だったが、その後は12位、15位、今回の18位と凋落傾向に歯止めがかからない。6年後の東京五輪を控え、かつての「スポーツ王国」は厳しい現実にさらされていると言える。
中国地方では岡山が最高位の13位。2005年に国体を開催して以降、順位が拮抗していた岡山にさえ大きく差をつけられた要因を探る必要がある。
なお女子総合の広島の順位は14位で岡山の17位より上。シンプルに言えば男子が女子の前を”走る”形が必要になってくる。