広島ドラゴンフライズ、全員練習スタート！目指すは”B1仕様”のスマートボディ、森田憲吾チームトレーナーに聞く

2017年07月10日: 編集部

フィジカルトレーニングを開始！B1に向け”前進”する広島ドラゴンフライズ（トップ画像説明）

広島ドラゴンフライズは７月１０日、およそ３週間に及ぶフィジカルトレーニングをスタートさせた。広島市内の体育館に集まった選手は、朝山正悟、山田大治、坂田央、岡崎修司、北川弘、田中成也、仲摩匠平の７人。

森田憲吾チームトレーナーの指示で身体機能を高めるための様々なメニューに取り組んだ。

広島ドラゴンフライズ
選手に指示を出す森田チームトレーナー（中央奥）、その右は宮本望ヘッドマネージャー

広島ドラゴンフライズ
下半身の柔軟性、可動範囲をチェック、奥は田中成也、手前は岡崎修司

広島ドラゴンフライズ
手前は朝山正悟、その奥は山田大治、見た目よりずいぶんハードな動きを繰り返す

広島ドラゴンフライズ
下半身強化のメニューが続く

広島ドラゴンフライズ
サイドの動きで加速する仲摩匠平

広島ドラゴンフライズ
最後に全員で１５分間、軽めに動き続けてトレーニング終了

練習が終わり笑顔の北川弘

北川弘の話

今の時期、みんなで集まってこうやって体作りをするのは、B1昇格という目的を果たすためなので、自発的にやる必要があると思います。体作りとしては、まずは自分自身のことをしっかりと…。Ｂリーグ最初のシーズンで課題となったこと、そして自分の強い部分をどう伸ばしていくかしっかり考えてこの３週間を過ごしたいですね。個人の目標ですか？自分自身がスキルアップするのは当然のことですが、長いシーズン、チームが苦しい時に足りない部分を少しでも補える選手になりたいですね。

朝山にアイシングを施す森田チームトレーナー

森田チームトレーナーの話

これから３週間は、フィジカル面について、これまでの反省点、良かった点などを踏まえて、各自でアプローチしていていきます。Ｂリーグ最初のシーズン、６０試合に加えて５試合戦い、５月末までハードなスケジュールが続きました。それを踏まえてのトレーニングメニューになります。

先週金曜日に体の機能などを見るフィールドテストを行いましたが去年より２週間、遅めの実施となりました。僕の中では計算通り、です。月から金まで練習日は取っていますが水曜はフリーにしています。水曜は個々の選手で技術面のチェックをしてもらいます。

また午前中はフィールドテストの数値を考慮しながら、個別のウェートトレーニングを行います。

防ぐことのできるケガはなるべくゼロに近づけるように…。このメンバーにはその実績がありますので９月末のB2開幕に向けて、またしっかり準備していきたいですね。

※競技特性を見るためのフィールドテストは、形態測定、身体能力チェックの７項目がある。

・皮下脂肪厚、指高（腕を真上に挙げた時の指先の高さ）、指極（両腕をいっぱいに左右に伸ばした時の長さ）
・垂直跳び（瞬発力）
・両足と片足のランニングジャンプ（複合瞬発力）
・20メートルスプリント（直線スピード）
・プロアジリティ（方向転換）
・Laneアジリティ（各種ステップ）
・イリノイアジリティ（複合スピード）

広島ドラゴンフライズ
垂直跳び（７月７日実施）

広島ドラゴンフライズ
各種ステップ（同）

森田さん

森田　憲吾（もりた・けんご）
広島市出身。広島基町高校卒業後、広島医療保健専門学校で学び、理学療法士の資格を取得する。飛翔会グループのメディカルトレーナーとして活躍中。硬式野球の三菱重工広島や女子ホッケーのコカ・コーラウエストレッドスパークスを担当後、チームスタートと同時に広島ドラゴンフライズを担当。試合や練習の無い日は、ケアウイング曙（広島市東区曙５丁目３－３１）で広島ドラゴンフライズの選手のケアを行っている。

飛翔会グループの「アスリートから指導者までをトータルでサポートする」スポーツ支援事業「ケアウイング」
www.carewing.co.jp/

飛翔会グループfacebook
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www.facebook.com/hishokaigroup

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