マツダスタジアムレフト側の防球ネットにバティスタ弾が命中した…(トップ画像説明)
広島のバティスタが7月10日のDeNA戦で特大アーチを放った。マツダスタジアム、レフトスタンドの一番外に設けられた防球ネットの、しかも地上レベルから見て遥か上の部分にぶち当てる、推定140メートル弾だった。
バティスタは6月3日のロッテ戦で一軍初昇格、即デビュー。代打ホームランでカープファンの度肝を抜いたが、その後も自慢の「パワー」全開でホームランを量産し、バティスタが一発を打てばチームは全勝と、文字通りラッキーボーイになっている。
それにしてもその「パワー」は我々の常識を遥かに超えており、まだ一軍経験が浅いことを考えると今後、さらに進化する可能性大である。
広島にはそれでなくてもブラッド・エルドレッド、という実績のある大砲がデンと構えており、相手投手の脅威になっている。が今後はB1、B2の大砲2門(どちらがワンでどちらがツーかは不明…)を相手にしなければならず、その対策に躍起になっていることだろう。
ところで広島県内にはバティスタと同じくドミニカ共和国出身者が、少ないながら在住している。また広島の二軍ではバティスタとともに切磋琢磨してきた同郷のメヒアも、”あすの一軍”を夢見てウエスタン・リーグ打率ダントツトップをキープしている。
マツダスタジアムでは、2009年4月16日の横浜戦で「四番・栗原」が「マツダスタジアム第1号」を左中間スタンドに打ち込んだ。その記念として、着弾した椅子だけエンジ色から緑色に変えてあり、ひと目で分かるようになっている。
ならば、バティスタ弾の当たったところにはドミニカ共和国の国旗を…それができないならできる範囲で手を加えて欲しい…とカープファンからはそんな声も挙がっている。
ひろスポ!カープ取材班