クラブワールドカップ準々決勝、サンフレッチェ広島対マゼンベ、スタメン、
トップ下にドウグラスと茶島
GK 林
DF 塩谷、千葉、佐々木
MF ミキッチ、青山、森崎和、柏、茶島、ドウグラス
FW 佐藤寿人
前半、開始早々からマゼンベの個人技とスピード、反応の速さ、長い手足ばかりが目立つ展開…。サンフレッチェ広島は柏のオープニングシュートのあと防戦一方。前半15分で相手のシュート5本、CK4本、サンフレッチェ広島はCKゼロ…。
18分、佐々木からの縦パスを受けた佐藤寿人、GKと1対1の場面、シュートはバーの上。
38分でマゼンベ、シュート8本、CK8本、アフリカ大陸の代表メンバーが揃う相手の個々の能力、傑出…
43分、サンフレッチェ広島やっと右CK、スタメン抜擢の茶島がキック。飛び込んだ佐々木が頭に当てて、その後ろに塩谷。右足で決めて先制ゴール。1-0で前半折り返し。
前半44分、コーナーキックで先制したサンフレッチェ広島。前半のシュート数はマゼンベ10本、サンフレッチェ広島わずか4本。
後半11分、またしても右CKを茶島が蹴り、千葉が頭で叩き込んで2-0。
2点差となってマゼンベの動きの調和が乱れ始め、17分マゼンベは二人目の交代、23分には三人目も投入。
サンフレッチェ広島は29分に寿人OUT、浅野IN。その4分後、青山のロングパスが右のミキッチに通り、ドウグラスがニアへ、浅野がゴール正面へ走り、ドウグラスが相手DFを引っ張り、浅野のヘッドがまた炸裂!3-0。
森保監督は36分にミキッチを下げ水本を最終ラインへ。佐々木が左ウイングに上がり、柏が左から右へスイッチ。42分にドウグラスを下げ皆川投入。野津田の故障でいきなりの大舞台となった茶島は、最後はつりそうになった足をひきずりながら、それでも相手を全力マーク…。将来のチームリーダー候補、意地の”完走”。
そして3-0のままタイムアップ。
「ゼロに抑えて得点できた、前半少し戸惑った部分があったが、粘り強く対応して、ボールを保持した時にはカウンター。相手が前に来たらうまく外して、個々のところでの勝負を外しながらいけた」と森保監督。
サンフレッチェ広島、次も中2日で南米王者、リバープレートと対戦。
そして勝ち上がってくるであろうバルセロナとの決勝まであとひとつ…。