ちゃこのＶプレミアレポート！ＪＴサンダーズ、最下位のＦＣ東京に敗れてもうあとがない状況に…

トップス広島

2016年01月10日: 編集部

対戦相手:FC東、１月10日日曜日、広島グリーンアリーナ。

昨シーズンに比べて、下位を迷走中であること、越川さんが欠場していること、昨年もう“悲願の”初優勝をしてしまったので、気が済んだ人、色々あるのだと思いますが、他会場に比べると、大きな器に頑張って集客しているのですが、明らかに、昨日よりも観客少ない…。主催者発表で4800人…。やはり…。盛り上がりに欠ける。

試合結果は、
25-27
25-18
19-25
23-25
セットカウント１-３で最下位相手に敗戦。連日のポイント０。7位サントリーが負けたため、順位こそ変わりませんでしたが、

6位 JT ポイント13 、5勝9敗
7位サントリーポイント12 、4勝10敗
8位 FC ポイント12 3勝11敗

という…なんとも言えない、悲惨な状況になってきました。

JTサンダーズスターティングメンバーは、昨日と同じで、
WS:八子・安井
MB:町野・中島
OP:レオ S:深津 L:唐川
今日も越川主将は、ベンチ外でした。

試合前のアップでチームメートを見守る越川

全体を通して、「ここぞ！」という時に、スパイクミスが多過ぎ。相手に何かされた訳でもないので、何故⁈フラストレーションが蓄積…。第3セット途中から、セッターを井上に代えたことで、コートキャプテンが居なくなり、審判の判定に対してコート内で執拗にアピールしても誰も審判にスッと言いに行かないから、警告・イエローまで出されてしまうし。自滅に近いと思う。

越川さんが来る前のJTを評して、越川さんが、「能力のある選手が沢山居て、なんでこのチームが1回も優勝出来ていないのか不思議だった。でも、対戦相手としては負ける気がしなかった」と言っておられた、そのまんまの状態かな〜と思いました。

1人1人がいくら凄くても、勝てない競技。それが、バレーボールなんだよな〜と。

第1セット。このセットだけで、アタックミス5本。攻めていってのサーブミスは許すとして、これが原因で競り負けたと思います。

第2セット。序盤にレオさんのサーブの時に連続ポイントがあり、スッと抜け出し、そのリードを保っていく、JTのパターン。1.2セットとも決してサーブレシーブが良かったとは言えないけど、センター線も頑張って使っていました。

第3セット。このセットもアタックミスが多過ぎで、4本目5本目が立て続けに出たところで、堪らずセッターを井上に交代。8-14。その後、八子くんが足をかばってプレーしている感じで、吉岡くんと交代。9-17。こうなると、ミスは減っても攻撃力不足。町野と交代した安永も打ったけど、点差は縮まらず。

第4セットは、S井上・WS:吉岡・MB安永は前セットから続いて出場。しかし、吉岡くんがサーブレシーブが上がらず、ラリー中の連携ミスもあり、序盤から0-5のビハインド。吉岡のサーブミスが出た後に八子くんが呼び戻され、安永くんもサーブミスが出て町野さんが呼び戻され、最大6点差あったものを、19-19で追いつきました。22-22までは何とか食らいつきましたが、やはり大事なところでアタックミス…。粘り切れませんでした。

越川主将を欠き、故障を抱えながらプレーしている選手もいる中で、よく頑張っている。頑張っているんだけど、勝利に繋がらない。みんなの表情が固くなり、声も出なくなる。安井さんが笑わなくなり、心なしか顔色も悪い。

天皇杯準決勝ではコートキャプテンを務めた八子くんだけど、自分の身体の状態でいっぱいいっぱいで、それどころではない。

越川さんがコート外から一生懸命声を掛けていました。

厳しいなぁ。厳しい。ホームゲーム０勝というのも、痛い。

今日で2レグ終了。泣いても笑っても、残り7試合です。生き残りを掛けて、頑張らねばなりません。天皇杯の時の手応えを、忘れないで。控えにいる選手も、コート内に居る選手と一緒に戦って。

頑張ろう！JT！

ＪＴサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ