三冠を狙ったJTサンダーズは決勝トーナメント初戦で黒鷲旗会場をあとにした…
昨日の5月3日までが、グループ戦。今日からが、黒鷲旗後半「決勝トーナメント」。
グループ戦はA~Dの4つに分かれており、各グループにVプレミアチームを2チームずつ配置。残る2を(チャレンジリーグから上位3チーム、大学4、高校1)の中からバランス良く配置します。
プレミア2チームも、2014~15Vプレミアリーグの順位で、上位4チームから1つ、5位以下のチームから1つ。
決勝トーナメントの組み合わせは
Aグループに1位と8位
Bグループに2位と7位
Cグループに3位と6位
Dグループに4位と5位
となっています。
JTサンダーズが入っていたAグループはJTとFC東京、チャレンジの富士通、明治大学。
Bグループはサントリーと東レ、大学チャンピオン中央大学と、東福岡高校。
Cグループは合成とジェイテクト、日本体育大学とチャレンジ3位の警視庁
Dグループはパナソニックと堺、チャレンジ1位の大分三好と、近畿大学。
決勝トーナメントはA組1位vsB組2位 の組み合わせの、対局にA組2位vsB組1位 となっていて、A1vsB2の勝者は、C2vsD1の勝者と対戦するように組み合わせ表が作られており、昨年、JTとパナソニックが決勝戦を戦ったように、Vプレミアのリベンジ戦になることが多いのです。
今年はグループ戦の最終戦で、「番狂わせ」がBグループとCグループの2つで起きてしまい、(JTサンダーズは、順当に、FC東京を3-0で下し、Aグループを1位で通過)Bグループの首位通過がサントリーではなく東レ(グループ戦第3戦の直接対決で、サントリーが1-3でまけてしまった)Cグループの首位通過も合成ではなくジェイテクト(やはり、直接対決で1-3負け。明らかに、エルナンデスとイゴールのパワー対決で、負け)
故に、今日の決勝トーナメント・初戦は
11時~①JTvsサントリー
13時~②合成vsパナ
15時~③ジェイテクトvs堺
17時~④FC vs 東レ
明日の準決勝は
①の勝者 vs ②の勝者
③の勝者 vs ④の勝者
ということになりVプレミアリーグの順位的にはかなり偏ったトーナメントになりました。
そして午前11時から決勝トーナメント初戦・サントリー戦に臨んだJTサンダーズ。
結果は、
16-25
25-19
25-22
18-25
22-24
セットカウント2-3でま・さ・かの決勝トーナメント初戦・準々決勝で敗退となりました。
スタメンは、
越川、八子
町野、筧本
深津、レオ、酒井
第4セットの途中から、セッターを井上に交代。第5セットも井上のままでした。
第4セット途中で、足の具合を気にしたレオを下げて安井。サントリーのマークがきつく全然いいとこなしの筧本を下げて安永。
点差が4~5点ついたままで、サイドアウトが繰り返されていき、サントリーは20点台に。
八子→吉岡に交代。
最後には、越川まで下げて塚崎に交代。
セット捨てるのか!?と、私らファンも、キャプテンの越川さんもビスコ采配に疑問を持っちゃいましたよ。
第5セット開始(スタメン:越川・八子・町野・安永・レオ・井上・酒井)し、1-1。
ブロックフォローした八子のレシーブを「キャッチボール(昔のホールディング)」と、主審が“誤審”をし、2-1になるべきところが1-2。
それに心乱された八子が、次のサーブレシーブをミスし、1-3。
それでなくても、今日の主審さんは細かなところをキチンと見ない癖のある人なのに、ここ!と思った時に、へんな判定が多く波に乗れなかった。
サントリーには、時間があり、JTへのリベンジに燃える気持ちが強く、JTはこの間に海外遠征もあり、練習・調整不足は否めない。
また、L酒井が最後の大会ということもあり、「普段通り」のスタンスを貫けたかどうかが疑問です。
バレーボールは、セットスポーツ。セットを落としても、次のセットでしっかり気持ちを立て直して取り返せば、大丈夫。これまでもそうやってきた。
この試合では、疑惑の判定やそれに近いもので、“流れ”がぶった切られ、点差が開き、セット自体を諦める感じになったのが第1.4セット。
そして、第5セット開始直後の“誤審”です。
第5セット、よく最後まで粘ったと思います。
11-13から、追いつき、その後も頑張りましたが、どうしてもこっちがマッチポイントを取ることが出来なかった。
第5セットだけで、越川3、レオ2、安永1、井上2、八子2…こんだけサーブミスしたら勝てるわけ無い。
15点先取の第5セットで、最初のローテーションでまともにサーブ入ったのが町野だけ、って、どんだけ相手に味方してるんだ!!?
ともあれ、歴史に名を刻んだ初優勝の2014~2015シーズンは終了しました。
猫田体育館は、大掛かりな改修工事に入ります。
5/10(日)に開催される『ファン感謝デー』は、広島国際会議場で行われるため、かなり規模縮小を余儀なくされ、かなり倍率の高い抽選になったようです。
初優勝を祝いたい酒井さんにありがとうって伝えたいと思っても、チャンスも与えられない。
残念です。
来シーズンは、ディフェンディング・チャンピオンとしてVプレミアリーグを戦っていくことになります。
越川さんは、まだ来年は居てくださるようですが酒井さんは退部、小澤くんは既に引退、町野さんの去就も不透明です。
故障あがりの八子くんとその後に続く若手で戦って行かなくてはいけません。
今年よりも更に厳しい道になるでしょう。
それでも、私たちファンに出来ることは「応援すること」だけ、ですから。
ホームゲームは勿論、大阪辺りで開催の試合には遠征して来季も応援していきます。
皆様
JTサンダーズをバレーボールをこれからもよろしくお願い致します。
(ちゃこ)