高校野球の春季中国大会の決勝が6月5日、島根県の松江市営野球場であった。
勝てばともに初優勝となる新庄(広島1位)と鳥取城北(鳥取1位)が対戦。結果は2対1で鳥取城北に軍配が上がった。
新庄は初回に頼みの左腕エース、有村が初回に1点を失うと二回、二死二、三塁のピンチを招きここで降板。その後は二番手の竹辺が3試合連続の救援でよく踏ん張ったが1対1同点の六回、先頭の瀬戸に右越えソロを許しこれが決勝点となった。
この日は12安打を放ちながら攻撃に繋がりを欠き、得点は石井主将のソロホームランのみ。2015年、2016年に続く3年連続の夏の甲子園を目指す新庄にとっては、重圧のかかる舞台でどう攻めるか、課題の残る一戦となった。