広島は横浜スタジアムでサヨナラ負けを含む3連敗を喫し、仕切り直しのはずの昨夜のナゴヤドームでも2夜連続のサヨナラ負けを喫した。
それだけにきょう4月4日のデーゲーム、中日戦に中5日で先発する黒田博樹には大きな期待がかかる。
広島の開幕からの先発ローテとチームの勝敗を見返すと…
マツダスタジアムでのヤクルト3連戦は、
前田健太、勝ち負けつかず、チームは延長11回2-4●
ジョンソン9回1安打完封、チームは1-0〇
黒田7回零封、チームは2-1〇
横浜スタジアムでのDeNA3連戦は、
大瀬良3回7失点、チームは6-7●
野村祐輔5回5失点、チームは4-7●
前田健太7回2失点勝ち負けつかず、チームは延長12回2-3サヨナラ●
そして昨夜は、
ジョンソン7回2失点、チームは延長10回3-2サヨナラ●
まだ出番のない福井を除き先発組で無傷なのは黒田だけとなった。
黒田のナゴヤドームでの登板となると、2007年9月21日以来となる。
この日の登板内容は次のようなもの。公式携帯サイト「田辺一球広島魂」ではこうしたデータが試合ごと、あるいは一日ごとに蓄積され、いつでも見返すことができる。
携帯サイト「田辺一球広島魂」
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通常携帯版 www.ikkyuu-t.info/i
2007年9月21日、中日対広島19回戦(ナゴヤドーム)
黒田は6回97球を投げて森野に3ランを許し六回1-3のスコアで降板。その後、嶋の適時打で同点に追いつき、黒田の負けは消える。しかし九回、広島6人目の森が中村紀にサヨナラ2ランを浴び、その翌日には「黒田のメジャー移籍報道」が再燃…、となっている。(「田辺一球広島魂アーカイブスより引用)
この試合の黒田のイニングごとの投球内容
1回
井端・サードゴロ
荒木・147キロのシュートに空振り三振
中村紀・外角変化球引っ掛けファーストゴロ
2回
T・ウッズ・サードフライ
森野・四球
イ・ビョンギュ・詰まりながらライト前へ、一死一三塁
英智・フォークを空振り三振
谷繁・いい感じの右へのファウルのあとまた右方向へミートもファースト正面へのゴロ、アウト
黒田、四球から招いたピンチをフォークとシュートで脱出
3回
川上・三振
井端・ショートが中へ、ライト前ヒット
荒木・詰まりながら右前へ、一死一三塁
中村紀・5球目で盗塁、二三塁から中村紀は外低目のストレート見逃し三振
T・ウッズ・フォークが内角に落ちて空振り三振
4回
森野・どん詰まりのセンター前ヒット
イ・ビョンギュ・ライト前ヒット、無死一二塁
英智・バント空振り、ランナー飛び出し倉二塁に送球しようとして英智と交錯、英智の守備妨害でアウト、一死一二塁
谷繁・セカンドゴロ、二死一三塁
川上・147キロ外スラセカンドフライ
黒田、二、三、四回と大ピンチを切り抜ける
5回
井端・レフト前ヒット
荒木・空振り三振
中村紀・空振り三振
T・ウッズ・四球
森野・ワンワンからレフト越えに15号逆転3ラン
イ・ビョンギュ・ピッチャーゴロ
6回
英智・ピッチャーゴロ
谷繁・サードゴロ
川上・空振り三振