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2015年05月12日
編集部

インフィールドフライに続いてマエケン痛恨の決勝ワイルドピッチ、何かが起こる広島と巨人、しかもあすは大竹の出番…

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インフィールドフライ、サヨナラ勝ちを起爆剤に破竹の6連勝をマークしていた広島が止まった。しかもマツダスタジアムでのラッキーを東京ドームでのアンラッキーで倍返し!? されたかっこう。

六回には左手負傷の新井貴浩に代わる四番・ロサリオが先制適時打し、先発の前田健太は六回を終えて球数わずかに68球の無失点。

何もかもうまくいきかけていたが、七回、一軍昇格即スタメンの堂上に前田が同点打を許した後、今度は自らのワイルドピッチで勝ち越しの走者を生還させた。

制球力抜群の前田が独り相撲…という想定外の展開に、菅野を立てながら敗戦濃厚だった巨人ベンチは俄然勢いづきマシソン、澤村を八、九回に送り込み逃げ切り態勢。

5試合連続二けた安打で勢いづく広島打線ではあったが、新井貴浩の欠場の影響もあってか残り2イニングで追いつくことはできず、勝てば勝率5割リーチだったのに、借金3に逆戻りした。

一方の巨人は”あの日”からトータルで1勝5敗と急降下していただけに「自分たちが勢いづけたので何とか今日止めたい気持ちでマウンドに上がった」という菅野の言葉を借りるまでもなく、この試合に賭ける思いには並々ならぬものがった。

今季、すでに2度の直接対決がともに1-0のスコアで1勝1敗だった広島、巨人のエース同士の投げ合いは、3度目の今回も結果的には2-1の際どいスコアでの接戦にもつれ込んだ。

第2戦の予告先発は巨人・大竹、広島・大瀬良。この両先発の組み合わせもエース対決に負けない”ネタの宝庫”であるだけに、あすもまた”波乱含み”の展開となりそうな気配がなきにしもあらず…。果たしてどんなオチがつくか…。

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