就任1年目の緒方監督が率いる広島は42試合を終えて18勝24敗、勝率4割2分9厘で最下位。首位DeNAまでは今季最多タイの8ゲーム差となった。
前任者の野村監督時代の1年目はどうか?
同じく42試合を消化して16勝26敗の5位。すでに交流戦に突入していた。
最終順位も5位。144試合58勝84敗2分、勝率4割8厘で最下位は横浜。こちらは48勝95敗1分で借金47と途方もない弱さだった。
野村監督2年目の2011年は42試合で16勝22敗4分の4位。
3年目の2012年は42試合16勝23敗3分の5位。
4年目の2013年は42試合18勝23敗1分の5位。
そして昨年は27勝15敗の首位。この貯金12は広島にとってはこのシーズン最多で、その後、交流戦で8連敗して順位を下げることになった。
野村監督の5シーズンの順位は1年目から5、5、4、3、3位。
緒方監督は野村監督の財産を引き継ぎながら「優勝」を目指してスタートを切ったが、シーズンの約3分の1を戦って昨年を除き、ほとんど”例年通り”の定位置!?つけている、ということになる。