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2015年05月20日
編集部

大瀬良KO、ザガースキー、今村、一岡炎上の広島、ラスト3イニング11失点

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1点差ゲームを7試合続けていた広島が愛知県の豊橋市民球場で5対0のスコアから6対11の大逆転負けを喫した。

相手がいくら12球団トップのチーム打率を誇る中日打線とは言え、どこかの段階で何とかできなかったか…。

先発の大瀬良は五回まで無失点で乗り切ったものの、六回、立ち投げ気味になり、バックの拙い守備にも足を引っ張られて、あれよあれよの3失点。

救援したザガースキーはいきなり大島の顔面スレスレに荒れ球を投じる始末で、けっきょく大島には適時打され、続く亀澤を歩かせ交代。

ここは今村が平田を三振に仕留めて5対4と辛くも1点リードを守ったが、その今村も六回、途中出場のご当地選手、藤井に1号スリーランを許してとうとう5対7と2点のビハインドになった。

八回、中日4人目の田島からシアーホルツが2打席連続となる3号ソロを放ち1点差に…。

今夜もまた1点差負けか…、などと思っているうちに八回、広島4人目の一岡が代打小笠原の適時内野安打とエルナンデスのスリーランで4失点。

両翼93メートルの狭い球場は強い風も確かに舞ってはいたが、ラスト3イニングでの11失点はそうそうある話でもない。

開幕前からささやかれていたブルペン陣の不安が交流戦前の大事な時期に現実となった広島は、借金も6に逆戻りして明後日からのヤクルト3連戦で巻き返しを図ることになる。

それにしても黒田博樹の復帰により「1球の重み」を学んだはずの広島ベンチが、「1点の重み」すら微妙な状況に陥ることとなろうとは…。

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