左手のケガを押して四番に座り続ける広島の新井貴浩が6月6日の楽天戦で4打数2安打をマーク。規定打席まであと「2」を切っているが現在の打率は3割2分5厘で、このままいけばいきなりセ・リーグ打撃10傑のトップ3に名を連ねることになりそうだ。
2000本安打まであと96本として、交流戦打撃成績も3割4分9厘と好調キープ。ファーストの守備でもチームの勝利に貢献しており、攻守に渡る”新井らしい”プレーで今やマツダスタジアムのスタンドから一番大きな声援を受けるまでにその人気実力とも見事なリカバリーを遂げた。
その活躍がチームの勝利になかなか結び付かないジレンマの中、きょうも左手の固定用のテーピングをほどいて広島の不動の四番は打席に立つことになりそうだ。