広島が6月に入って3度目の借金6の壁に挑む。
6月最初に借金6で迎えた3日の日本ハム戦は大瀬良を先発に立てて0-5で完封負け。その後、借金は8と7の間を行き来する危機的状況が続いた。
交流戦ラストカード、ソフトバンク3連戦は、初戦で黒田が力投、2戦目もジョンソンが好投して連勝。借金6として第3戦を迎えたが先発福井が打ち込まれて借金5の区切りの数字には到達できなかった。
交流戦明け初戦、前日(19日)のDeNA戦は前田健太の完投勝利となり、三度チームの借金は6となった。同時に首位巨人とのゲーム差も3・5まで縮まった。
現状だとセ・リーグの優勝争いはしばらく勝率5割ラインに”毛の生えた程度”になる可能性が高い。
広島・緒方監督も「球宴までの勝率5割復帰」を最大の目標に掲げており、11連敗中のDeNAを一気に叩くことができれば、勝率5割復帰へ向け加速することになるのだが…。