広島の丸佳浩外野手が11月26日、マツダスタジアムで契約を更新した。プロ8年目で初のダウン提示を受け入れ「500万円ダウン」の推定年俸8500万円でサインした。
昨年のオフの日米野球には代表ユニホームに袖を通して攻守に活躍。しかし、2季連続の全試合出場を果たした今季はレギュラーシーズンの安打数が95から143に激減してプレミア12の侍ジャパンメンバーからも漏れた。
それでも19本塁打、63打点はともにチームトップ。
開幕から三番を打ち、6月途中からは一番、8月に入ると二番に下がり、8月20日過ぎからはまた一番…。ころころかわる持ち場は、95個から143個に激増した三振の数が物語るように丸の打撃をますます狂わせることに…。
「自分としてはほんとに悔しいシーズン。チャンスで打てない、チャンス以外でも打てない。思うような結果が出せない。来シーズンは優勝に向け少しでも戦力になるように…」
その口調は若干、控え目…?打撃スタイルを根本から変えるつもりで臨んだ秋季キャンプで確たる方向性を見い出せたかどうかは、微妙な状況だ。