画像はエディオンピースウイング広島の前で自撮りする参加者のみなさん
成人の日の1月12日、広島市の「二十歳を祝うつどい」が初めてエディオンピースウイング広島で開催されている。(この記事は正午前の時点で配信)
広島市の「二十歳を祝うつどい」は2025年までのおよそ40年間、広島市西区の広島サンプラザホールで開催されてきた。今年は2024年2月開業の広島の新たな舞台装置である中区のエディオンピースウイング広島に会場が移された。
「つどい」の対象となる2005年度生まれの二十歳の若者は、広島市内に1万1327人いる。スタジアム内にはピッチの人工芝部分に特設ステージが設けられる。参加者はスタンド席に着席するが余裕を持っても2万5000人分が確保できるキャパがある。
前日11日は夜間、相当の雪に見舞われた広島市だがこの日は幸いにして気温は低いものの好天に恵まれ、参加者たちはスタジアムの大人への階段やスロープを上がっていた。
サンフレッチェ広島の本拠地でもあるエディオンピースウイング広島はJリーグ2シーズンを終え、観戦チケットが常に完売状態。サッカーの試合がない日にも様々な用途で使われている。
それは正に2009年開業のマツダスタジアムでも目指してきたことだったが、運用開始からわずか2年のエディオンピースウイング広島が、社会的存在意義においても、広島市の街中スタジアムとしての活用価値においても、そして公式戦当日の”熱”においても、ついでにいえばカープとサンフレッチェ広島の各リーグでのポジションにおいても大いに上回る、という結果(ひろスポ!調べ)になった。
おそらく今回の成功体験を踏まえて、広島市は「二十歳を祝うつどい」をエディオンピースウイング広島会場に固定化するだろう。だが、そうなれば課題もいろいろ見えてくる。
例えばもし本番当日が悪天候に見舞われた場合の入場開始前対策をどうするか?スタジアム周辺には広島グリーンアリーナなど県立体育館施設や基町小学校もあるが、数千人の参加者が入場開始まで安心して待機できる空間をどう確保するのか?
今回は多くの参加者がスタジアムに隣接する広大な芝生ひろばなどで待機していたが、雪でも降った日には着物も台無しになってしまう。
また、平和発信機能を有するピースウイングでのイベント開催の意義を、どこまで深く、多角的に参加者に理解してもらい、将来のアクションにつなげていくことができるのか?
広島市の魅力やポテンシャルを、今時の二十歳の男女にどうやってアピールすれば効果的なのか?
いずれにせよ、エディオンピースウイング広島はスタジアム本体の仕様がマツダスタジアムに比べて数段ハイスペックだ。雨対策ひとつとっても、前者は雨を凌ぐことのできる席は限定されるが、後者は全席とも屋根下にレイアウトされており、よほどの大雨でもない限りサポーターは困らない。なので、この手の大規模イベントが今後も展開される可能性は高く、何よりサッカーとは縁遠かった二十歳の若者たちの記憶に残るような一日になるならこれ以上のことはないだろう。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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2025年11月08日











