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2014年06月27日
編集部

投手タイトル三冠狙うマエケン、巻き返しにまずは”直接対決”で井納に勝つ!

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今夜の横浜スタジアム

DeNA対広島10回戦(DeNA3勝6敗)午後6時、横浜スタジアム、予告先発は、DeNA・井納(8勝3敗)、広島・前田健太(6勝4敗)

 

交流戦5位躍進のDeNAを相手に、巨人追撃開始の広島が横浜での3連戦でどんな戦いを見せるか?

良くも悪くも?マエケンは広島投手陣の、そしてチーム全体の屋台骨を支える大エース。…でありながら今季は度重なるアクシデントや体の張りで開幕前に宣言した「投手三冠」と「沢村賞」は特に奪三振の数でピンチを迎えつつある。

しかし、その右腕が秘めるポテンシャルは過去、幾度となく集中的に素晴らしい数字を残してきた実績がある。しかも今夜の相手は巨人・菅野と並びセ・リーグのハーラートップを行く井納。エース右腕が本気モードに切り替わることは容易に察しがつく。

今季の前田健太対DeNA打線は3試合で2勝1敗、防御率2・14。石川と筒香にスタンドに1本ずつ運ばれているが、筒香は交流戦終盤によく振れていたので要注意だ。

一方の井納も今季、広島戦3試合に先発して2勝1敗。ただしこちらは対戦防御率6・64で丸、菊池、エルドレッド、キラと計4発を浴びている。

4月5日のマツダスタジアムでは中畑監督の「完投できる若い投手を…」という明確な意思の下、”GOAL”を目指したが九回、無死満塁となって無念の降板。悔し涙にむせた9安打6失点、127球の勝利投手の経験が今の数字に繋がっている、と見ることもできる。

互いに先にマウンドを降りることをよしとしない意地と意地のぶつかり合い。両軍打線は相手投手に球数を放らせることで優位な展開に持ち込めるだろう。

 

 

 

 

 

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