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2014年12月23日
編集部

広島ドラゴンフライズ、呉市総合体育館で18連勝中のアイシンに善戦も及ばず

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呉市総合体育館でアイシン戦前に気合いを入れる
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試合前気合いを入れる平尾キャプテン(左から二人目)

NBLデビューシーズンを快調に飛ばしてきた広島ドラゴンフライズが12月23日、呉市総合体育館で年内最終戦を行った。

相手はここまで18戦全勝のアイシンシーホース三河。広島ドラゴンフライズも4戦全敗を喫している強敵だが接戦になったケースも多く、好ゲームが期待された。

満員の呉市総合体育館
広島ドラゴンフライズ”初上陸”の呉市総合体育館は、好ゲームを期待して試合前から熱気に包まれた

呉市は仲摩匠平選手の故郷。地元ファンの大歓迎を受けた仲摩選手だったがコンディション不良のためベンチから戦況を見守った。

呉市総合体育館に帰ってきた仲摩匠平選手
コートに熱視線を送る仲摩選手(右から二人目)

試合は、12月14日の和歌山トライアンズ戦で負傷した竹内に代わって3試合連続でスタメン出場となった大卒新人、坂田のゴールからスタート!すぐにクリント・チャップマンも決めて4-0とリードした。

その後追いつかれ、4-4、6-4、6-6のあと、チャップマンの3ポイントで9-6。さらに平尾のカットインからの難しいシュートも入り第1ピリオド半分経過で14-10。素晴らしいゲーム展開にスタンドはいきなり大興奮…

ところがこのあと14-13、さらには14-16と逆転され結局19-20で第1ピリオドを終了。

呉市総合体育館で指示を与える佐古賢一ヘッドコーチ
第1ピリオド終了後、指示を与える佐古賢一ヘッドコーチ(中央)

第2ピリオド、3分経過で佐古賢一ヘッドコーチは左足首を痛めている竹内を投入、守りを固めてのロースコアゲームを狙ったが、さすがは18連勝中のアイシンシーホース三河。あとひと息という点差になったところで確実に加点する勝負強さが光り、第2ピリオド残り2分というところで36-37まで迫った広島ドラゴンフライズはどうしても再逆転できず、36-39の僅差で第3ピリオドへ。

呉市総合体育館での白熱ゲーム
チャップマンのデフェンス、右後方に攻守の要もファイ・パプ・ムール

迫力満点、アイシンシーホース三河戦
肉弾戦で鼻を気にするアイシンのキャビン・エドワーズ

寛田理事長もベンチ入り
広島ドラゴンフライズのコンディションなどをチェックする寛田クリニックの寛田司院長(右端)

この勝負どころの第3ピリオドでミスも出て10-18と差をつけられたことが”致命傷”となり63-74で対アイシンシーホース三河戦は5戦全敗となった。

レプリカユニのファン
呉のファンは選手と同じ目線から息つく間もない好ゲームを楽しんだ

広島ドラゴンフライズは3連敗となり通算11勝10敗。それでも貯金1を残してウエスタンカンファレンス3位をキープした。

広島ドラゴンフライズの次なるターゲットは元日から始まる全日本総合選手権。目指すは4強入り、だ。

 

広島ドラゴンフライズ63-74アイシンシーホース三河
1P 19-20
2P 17-19
3P 10-18
4P 17-17
会場:呉市総合体育館

藤三Man of the Match#27ファイ・パプ・ムール

広島パワーハウスフェアプレー賞:#13クリント・チャップマン


【スターティングメンバー】
広島:#5 柳川龍之介、#7 坂田央、#13 クリント・チャップマン、#25 平尾充庸、#27 ファイ・パプ・ムール

アイシン三河:#3 柏木真介、#6 比江島慎、#13 スコット・モリソン、#14 金丸晃輔、#32 桜木ジェイアール

広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#13
クリント・チャップマン20

#27 ファイ・パプ・ムール16
#10
竹内公輔10

【リバウンド】
#13
クリント・チャップマン13リバウンド
#27
ファイ・パプ・ムール8リバウンド

 

【アシスト】
#25
平尾充庸6アシスト

 

【佐古賢一ヘッドコーチコメント】

惜しいゲームを落としました。前半は思惑通り食らいついて、自分たちの良さも発揮できたのですが、第3ピリオドがカギでした。相手は前半、我々についてこられる中で、突き放すタイミングを計っていました。その狙い通りに突かれ、ターンオーバーを喫し、離されてしまいました。

もうここは経験の差です。我々の足りない部分、ここから鍛えなくてはならない部分を突かれました。しかし、その中でも40分間、切れることなく自分たちの目指すプレーにフォーカスし続けられたことは収穫でした。

ここからは全体の精度を上げる段階に来ていると思います。天皇杯、リーグ後半戦に向けて、しっかり取り組みたいですね。

 

 

 

アイシンシーホース三河 STATS
【得点】
#14
金丸晃輔21
#21
ギャビン・エドワーズ20

#32 桜木ジェイアール15

【リバウンド】

#21 スコット・モリソン8リバウンド
#32
 桜木ジェイアール8リバウンド


【アシスト】

#32 桜木ジェイアール 5アシスト

 

【鈴木喜美一 ヘッドコーチコメント】

今日は外のシュートが決まらず、苦しみましたがその分、ディフェンスを頑張って、勝利を掴むことができました。

広島はペイント内の攻撃と、ディフェンスが収縮したタイミングで外のスリーポイントを狙ってくるのが強みなので、そこに対するローテーションなどを高い意識でできました。そこが良かった点ですね。

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