FC東京戦後にスタンドのファンにあいさつするキャプテンの越川
V・プレミアリーグ第2レグに入り、広島グリーンアリーナでの2戦目。
今日は、FC東京との対戦でした。
今日もグリーンアリーナは5000人を越す観衆。
緑色の応援席は膨れ上がり、盛り上がりを見せていました。
今日のスタメンは、
WS越川、八子。MB町野、筧本。S深津。OPレオ。L酒井。
昨日の反省なのか、今日は試合開始から小澤くんに変えて八子くんをスタメンで入れてきた、ビスコ監督です。
結果は、
25-23
25-15
25-27
25-20
セットカウント3-1 で、勝ちました。
勝ち点3をgetし、首位をキープしています。
今季のFC東京は故障者も多くて精彩を欠いていますが、昨季・一昨季と苦手にしている相手です。1レグは故障者が多く、全日本に招集されたMB衛藤が故障、レギュラーセッター山岡が1レグ初戦で怪我、と泣いていたFCですが、衛藤が復帰し、新外国人ミルシェフに当たりが出始め、今日は手こずりました。
JTは、第1セットは、越川さんに当たりが出ず、八子くんも今一つで得点源がなく、厳しい状況でした。
21-21まで一進一退の中で、辛うじてセットを取りました。どっちに転んでもおかしくなかったセットでした。
第2セットに入ると、八子くんに当たりが出て、越川さんが見た目も楽そうになり、連続でセットを奪取。スト勝ちを目指し、第3セットに入ります。
第3セット。FC東京は、主将・手塚を外し、守りに徹してベテランの盛重を起用。JTは大事なところでミスが出て連続ポイントがなかなか奪えず、苦労します。
デュースでもつれた結果、25-27で第3セットを落とし、スト勝ちならず。
勝ち点3を目指して、第4セットに突入します。
第4セットから、ベテラン町野が下がり、安永を起用。昨日もフルセット出ずっぱりで、限界だったようです。
酒井も限界超えてたはず。
故障上がりの八子くんは、鍛えた上半身の動きに下半身がついていっておらず、第4セットは両下腿にテーピングをほどこして、試合に出ていました。
ポイント制が分かっているからこそ、第4セットは死守しなくてはいけない。
越川さんが余計にカリカリして、コートの雰囲気はあまりいいとはいえませんでした。
が、昨日は、古巣・サントリー相手。
今日はまだ少しマシだったかも。
それでも、越川さんのイライラ・爆発にはいつもビクビクしちゃいます。広島はこれまであまり「文句いい」が居なかったからです。
イライラして落ち着きの無くなったキャプテン越川を諫める人も居ません。唯一、L酒井が言えるかと思いますが、昨日も今日も、自分自身のレシーブがあまり良くなくて、自分のことで手一杯になっていて、越川に声を掛ける状態ではなかったですね。
八子くんがバックアタックも打てるため、昨日よりは格段に楽になっていたレオと越川ですが、深津のトスはエースに集中しがちなため、やはり打数が多くなってしまいます。
センターにも攻撃を振って欲しいところです。
今日の試合を終えて、JTは、ポイント21、6勝3敗。
2位が、合成。ポイント18、7勝2敗。
3位に、今日堺にストレート勝ちして勝ち点3を取ったサントリーが上がって来て、ポイント18、6勝3敗。
4位に今日ジェイテクトに1-3負けをし、勝ち点を伸ばせなかったパナ。ポイント17、6勝3敗。
来週は、大阪中央体育館にて、(土)パナ、(日)ジェイテクトと対戦です。
現地で応援してきます!(文責・ちゃこ)
試合後のヴコヴィッチ監督の話
常々、お話していることだが選手の起用法についてはしっかりと検討してその時々でベストな選手を使う方針でいる。八子に関しては、昨日の試合でフルセットまでもつれたのでフレッシュな状態にしたかった。今季は天皇杯も含めて小沢7、八子3の割合で起用している。八子は昨年、(両足首関節を)手術してやっとコートに戻ってきた大事な時期。きょうの八子はサーブ、ブロックでのポジション、アタックすべての点で良かった。
(3-1のスコアについては)勝ち点3が取れたし、大事なのは大観衆の地元ゲームに勝利すること。大声援で小さなプレッシャーはあっただろうが、勝てたことは収穫になる。