5月1日開幕の「第64回全日本男女選抜バレーボール大会」、通称『黒鷲旗』。我がJTサンダーズは、天皇杯、Vプレミアリーグ、そして黒鷲旗の三冠を狙っています。
グループ戦3戦の後、4日から決勝トーナメント(6日が決勝戦)、という“6連戦”。リーグ戦の疲れも残る中、主力と控えをどう使いながら連戦を乗り切るのかも課題です。
また、この黒鷲旗から男女のボールがチェンジになります。
昨年MIKASAだった 男子は、モルテンに。昨年モルテンだった女子はMIKASAになります。少しボールの癖が違いますので、このボールの違いに対応しなくてはいけません。
Aグループに入っているJTは初戦(5月1日) vs明治大学に…
25-13
25-17
25-21
で勝利。
2日は、チャレンジリーグ2位の、富士通カワサキ レッドスピリッツ と戦いました。
25-15
25-18
25-20
のストレート勝ちでした。
スタメンは、越川、八子、町野、筧本、井上、レオ、酒井のガチ勝負で開始。
第2セット途中で、八子→吉岡に交代。
第3セットは、レオ→安井、酒井→唐川、町野→安永、吉岡そのままでスタート。途中から越川→八子。
連戦を見越して、主力をある程度温存しながら、の戦いになりました。
やはり、試合経験の少ない吉岡くんはサーブで徹底的に狙われてましたねぇ。
レオの代わりのOP安井は、普段の練習からサーブレシーブやってるし普通にレシーブに入っていて、WS3人なんかな!?という陣形でしたね。
富士通の「速いのかと思ったら実はそうでもない」速攻になかなか慣れなくてブロックが機能し始めたのが遅かったのと、タッチネットのルールが数年前に戻り、白帯以外の部分に触っても×となり、女性副審がそればかりを取って、試合が膠着し、越川さんが抗議に行き、試合が一時的に止まる場面もありました。
今日3日の対戦相手、FC東京は明治大学相手にフルセットまでもつれてました。助っ人ミルシェフの調子が上がらないままの様子でしたね。
広い、大阪市中央体育館に、4面バレーボールコートが張られ、A.Bコート男子・C.Dコート女子 が展開されている様子は、壮観です。
JTサンダーズの応援で会場に行っているのですが、高校生や大学生、チャレンジリーグの選手のプレーが見れるのも魅力の1つです。
高校生でただ1校だけ出場している「東福岡高校」のセッターの“上手さ”(頭の良さもさることながら、手首の柔らかさから繰り出されるバックトスは猫田さんを思い出しました(笑))。ただ、同じコートにいるチームメイトが彼の頭脳プレーを理解していないのが何とももったいなかった。身長172cm…もう少し伸びて大学以降もプレーしてもらいたいものです。
全日本選手の石川祐希のいる「中央大学」と「サントリー」がやっているのも目の前で見ましたが、何とまあ“勝ち気”で“負けず嫌い”な大学生チームでしょうねぇ、と感じました。
ガンガン サーブで攻めて、強打を打ちまくる、およそ“大学生らしくない”プレミアチーム顔負けです。サントリーがかなり手こずってはいましたが、結果は 3-0。
中央大学は、新二年生に全日本選手の石川祐希、オポジットに崇徳高校出身の平田がおり、春5月のこの時期に既にチームが出来上がっています。黄金期、当分続くでしょう。
平田くんはJTに来ないかなぁ~。
(ちゃこ)