前日の「今季最多」を上回る3万2278人で埋まった神宮球場スタンドの赤い風景
空前の年間入場者数200万人に向け「快走」中の広島が、ペナントレースではいよいよ「足止め」…、という状況を迎えつつある。
3位に入ってそこから日本一、もシステム上は可能だが、平和都市広島で戦後復興とともに歩んできた「わしらがカープ」は、戦後70年の節目の年に「優勝」を目指してやってきた。
そこを外してしまえば、多くのものが失われる。
地元放送局の中には「反撃のカープ」を合言葉にキャンペーンを打ったところもあったが、12連戦1勝5敗の大失速では「惨劇のカープ」としか言いようがない。
9月24日付、広島の地元紙ではその覇気のなさを指摘し「あまりにもあっさりとした大敗」について「ファンへの裏切り行為に等しい」と手厳しい。
ひろスポ!既報の「ばっさり切って下ろす」カープファンの声同様、文字通りバッサリだった。
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…でこのままヤクルトのマジック点灯阻止へ首の皮一枚繋がっている「反撃の巨人」に向かっていけばどうなるのか?
巨人の先発は11戦無敗で7連勝中のマイコラス。4月と5月、2度対戦した時は確かに二度とも五回までに攻略したが、ここ4試合で、4、3、2、0点と見事なまでの右肩下がりの打線はマイコラスから得点できるのか?
一方、広島の先発は予定していた前田健太を「3位狙い」であす以降の阪神戦(マツダ)にスライドさせたため二軍調整中だった野村祐輔の出番。
こちらも確かに4、5月に巨人戦に3度投げて見事3勝をマークしているものの、ウエスタン・リーグ最終登板の9月15日の阪神戦(鳴尾浜)は6回を投げ毎回の12安打…。
「3点取られたら終わり」の縛りに従い、黒田が投げた前日は三回までのヤクルト畠山の3打点で勝負あり、戸田が先発した一昨日も同じく三回で1-3となりジ・エンド…。3日前のジョンソンは初回に2点を失いながらそのあと踏ん張って八回・大瀬良、九回・中崎で完封リレーでチームに勝利をもたらしたが、果たして今夜は…???
ひろスポ!「コイ祭りの終わりに…」取材班
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