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2015年09月24日
編集部

「惨劇のカープ」貯金したのはたった2日…黒田不発、マエケンは使わないままリーグ優勝消滅、だが5月にはもうそうなる運命…

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広島の24年ぶり優勝が完全消滅した。

神宮でヤクルトに2連敗して、首の皮一枚も残らないような状態で東京ドームに乗り込んだ「鯉の群れ」は、すでに1カ月以上もの”酸欠状態”。巨人先発のマイコラスを打ち崩せるハズもなく、わずか2時間25分で0-2完封負け。「逆転V」を意気込んだ12連戦は1勝6敗の”心肺停止状態”となり、その40数分後に神宮球場のヤクルトがDeNAに4-2で勝利したため終戦となった。

昨日の試合を黒田で落とし、当初は今夜の巨人戦に先発する予定だった前田健太を使わないまま「3点取られたら勝てない」試合を8月中旬から延々と繰り返し、最後は5安打完封負け、だった。

ただ、最後の1カ月がそうだったからと言って、そこだけを「反省材料」とするなら正確な「戦後処理」とはならない。

ここまで133試合を戦って、貯金ができた試合日はたったの1日でしかもそれは3月31日、要するに開幕3日目。あとはもうずーっと借金生活で勝率5割に達していた日数も述べ4日しかない。

さらに言えば、混セにあって他の5球団はいずれも首位に立っているが広島はそれもなし。…ということはハナから「優勝」など無理だった、と結論づけられても仕方のないところだ。

すでに1991年のリーグ優勝から24年が経過しており、そのすべてを今のメンバーや緒方監督のせいにする気はカープファンもカープ女子もさらさらないだろうが、ただ1年目の緒方監督にも反省すべき点は何点かあるはず…。

中でもひろスポ!が「致命傷」としたのが5月1日、「コイの日」を前にチームの借金が「8」に達したこと。これだけの”負債”を背負ってもなおリーグ優勝を遂げたのは長いプロ野球の歴史の中でも2007年の日本ハム、トレイ・ヒルマン監督ただひとり。「シンジラレナーイ」の名言を残した指揮官はチームを巧みに操った。

よってひろスポ!では5月2日に次の記事をアップした。残念ながらその通りの結果になった。

「黒田復帰にマエケン、大瀬良…「優勝」信じスタジアムに押し寄せるカープ女子&男子、しかし広島の優勝確率はほとんどゼロに…」

黒田復帰にマエケン、大瀬良…「優勝」信じスタジアムに押し寄せるカープ女子&男子、しかし広島の優勝確率はほとんどゼロに…

選手や首脳陣に今さらながらの皮肉を言っている訳では決してない。長いシーズン、多少の浮き沈みは当然あるが、あまりにも大きな「マイナス」はあとあとまで響く。

実はヤクルトも5月と6月に2度、借金6まではいっている。しかし借金7には至っていない。「7」になると過去優勝した例がヒルマン監督を除いて3度しかない。

ひろスポ!では8月16日から続く「投手陣が3失点以上なら勝率0割」の広島の現状をずっと指摘し続けてきたが、それもまた123試合目まで一度も例外なく繰り返された。

冷静に考えればそんな状態で上位3チームと互角に戦えるはずもない。

極論すれば開幕第4戦からのDeNA戦(横浜)3連敗、さらにそのあとの中日戦(ナゴヤドーム)3連敗で実質上はペナントレースから脱落…。

巨人には5つも勝ち越して対戦を終えた広島はDeNAと中日に対してそれぞれ借金を6つも抱えている。これまた冷静に考えて、そんなチームがリーグ優勝するハズもない、という至極当然の結論に達する。故にこの両チームに対して後手を踏んだ時点でもはや優勝の可能性は「限りなく透明に近い赤色」だったことになる。

ひろスポ!「コイ祭りの終わりに…」取材班

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