広島ドラゴンフライズ、ホームで痛い黒星、最下位のつくばに残り33秒でスリーポイント決められる

2015年11月14日: 編集部

69－71で残り14秒８、相手にフリースローを与えた直後にタイムをとり動きを確認したが…

広島ドラゴンフライズは11月14日、広島市の東区スポーツセンターでつくばロボッツと今季初対戦、残り33秒でスリーポイントシュートを決められて69ー72で手痛い黒星を喫した。

８点を追いかける第４ピリオド残り４分26秒、竹内公輔からのパスをニカ・ウィリアムスがダンクで叩きこみ62－61と逆転。その後、再逆転を許し残り１分18秒でまたしてもニカ・ウィリアムスがジャンプショットを決めて67－66。

ここでつくばロボッツはタイムアウト。直後に今度はニカ・ウィリアムスがパーソナルファウルをとられフリースロー２つで67－68に…。

広島ドラゴンフライズ
ギリギリの場面でフリースローを２本決める＃21シャノン・ショーター

それでも残り57秒で今度はシャノン・ショーターがフリースロー２つをねじ込み69－68。だが最後の最後で最も警戒すべきつくばの司令塔、＃10中川和之にスリーポイントシュートを許した。

第１ピリオドこそ18－13と優位に展開した広島ドラゴンフライズだったが、第２ピリオド残り１分少々で29－29と追いつかれさらに残り５秒でフリースロー2本を決められた。

頭部負傷で応急処置を受けた鵤誠司

竹内公輔も懸命のディフェンス

最下位の相手に大苦戦…。第３ピリオド以降は大事なところでミスが続出してメンタル面の課題も浮き彫りになった。

開幕戦で「肩鎖関節脱臼」して戦線離脱中だった＃５湊谷安玲久司朱に復帰戦で両チーム最多の25得点を許したことも致命傷に繋がった。

試合後、佐古賢一ヘッドコーチの話

ゾーンに対してオフェンスの指示はしているのですが、実行力が…ない。あとはポイントガードのところからのターンオーバーが我々にとって嫌なタイミングで出てオフェンスの流れがずっとつかめないまま、逆に相手にねじ込まれた。ポイントガードにミスが出るときつい…。
つくばさんは非常に粘り強いチームなので根負けしないよう伝え、そこはできていたのですが勝利に繋がらなかった。
今シャノンをメーンで使っていますが公輔と噛みあっていないんですよね。公輔の得点が単発で、このへんがチームとして繋がっていけば違うんじゃないかな、と。
公輔が帰ってきて３試合目。１試合目、２試合目は（限度が）20分、きょうは30分、そういう意味では勝たなければいけない試合だった。
西宮、つくば…（下位チーム相手に）星を落とすと天皇杯の８シードもありますし…。なんとしても（あすは）１勝したいと思います。

広島ドラゴンフライズ69-72サイバーダインつくばロボッツ
1P 18-13
2P 12-18
3P 19-26
4P 20-15
来場者数：1,001人
会場：広島市東区スポーツセンター
今シーズン成績：4勝7敗